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【目次】「文學界」2024年12月号の内容をご紹介します

11月7日(月)発売、「文學界」2024年12月号の目次を公開します。
電子版は11月8日(金)より順次開始します。


創作

辻原登「鋸山奇譚」

女子高校生の失踪、三社長の自殺。三十年越しの奇縁とは―虚実自在の筆が冴える

沼田真佑「白き使者」

忌々しき東京で姉・あさひと再会した純生。彼女は猫を飼い、別人のようになっていた

王谷晶「かう人」

隣に引っ越してきたいぬかいさんはペットを飼っていた。そのペットは大きくてよく食べる

旗原理沙子「犯罪者と私」

岩城けい「フェアリー・ブレッド」

2024年下半期同人雑誌優秀作

あまざき葉「掌編小説集 ゆれあうからだ」

特集 共鳴する小説と映画

平野啓一郎×石井裕也「原作と映画の共同的ライバル関係」

映画『本心』で理想的なコラボレーションを行った作家と監督の対話

金原ひとみ×山中瑶子 「「わからない」と対峙しつづける」

フラットになり続ける時代の創作とは。『ナミビアの砂漠』をめぐる初対談

批評 児玉美月「日本映画が問う命の分別」

リレーエッセイ 身体を記す

第10回 古川真人「兄とおれの腕のあいだ」

新ノーベル賞作家論

平野啓一郎「今という時代に受賞すべき作家の受賞」

批評

安藤礼二「燃え上がる図書館―アーカイヴ論 第9回」

今月のエッセイ

福冨渉「さいきんは、また速くなりました。」

櫻木みわ「しお ゆき こおり、いつかの国語」 

窓辺より

竹中優子「両足を挫く」

詩歌

久谷雉「逆説」 

強力連載陣

井戸川射子/又吉直樹/藤野可織/頭木弘樹/松尾スズキ/江南亜美子/津野青嵐/東畑開人/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/宮崎智之/須藤輝彦

文學界図書室

羽田圭介『タブー・トラック』(齋藤明里
星野智幸『ひとでなし』(陣野俊史

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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