【目次】「文學界」2024年11月号の内容をご紹介します
10月7日(月)発売、「文學界」2024年11月号の目次を公開します。
電子版は10月8日(火)より順次開始します。
創作
町田康「津井田殺し」
滑舌が良ければ偉いのか? 憤る私に平井君は、過去の〝とある殺し〟について語り出す
津村記久子「ログアウトボーナス」
スマホゲームからログアウトして五十日目。自分へのプレゼントとして、一輪挿しを買った
遠野遥「関係」
「こんなことを書いてはいけません」公務員たちは自殺対策事業のため作家を訪ねる
篠原勝之「いきあたり奈良」
坂上秋成「泥の香り」
対談
長嶋有×千葉雅也「保存されない時代を描く」
PC/ワープロによって書き始めた二人が、デジタル時代の時間と小説の関係について語り合う
横山剣(クレイジーケンバンド)×岸政彦「男の美学とチャーミングな情けなさ」
CKBをこよなく愛する岸氏が、横山氏の歌詞の世界の本質に迫る、初対談!
追悼 福田和也
平山周吉「福田和也の『生前退位』」
酒井信「福田和也という人――文化保守の情感」
新連載第2回
井戸川射子「舞う砂も道の実り」
藤野可織「でももうあたしはいかなくちゃ」
連載
東畑開人「贅沢な悩み」第2部開始
今月のエッセイ
松本路子「映画『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』をたどる」
窓辺より
小野絵里華「今日も、泳いでいます。」
詩歌
月野ぽぽな「手のひら」
強力連載陣
又吉直樹/頭木弘樹/松尾スズキ/津野青嵐/真山仁/四方田犬彦/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/宮崎智之/須藤輝彦
文學界図書室
向坂くじら『いなくなくならなくならないで』(鳥澤光)
奥泉光『虚史のリズム』(柿内正午)
表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.
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