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乳がんになってからのスキンケア

今日は私の乳がんになってからのスキンケアについてお話したいと思います。

私は2008年4月1日に乳がんの告知を受けました。その2週間後から2回の手術、一か月半にわたる30回の放射線治療、それから5年に渡るホルモン剤治療。(5年間の投薬と最初の2年間のホルモン剤注射)。

その後の5年間の経過観察に続くわけですが、病気になってからそれまで以上に、もしくは必要以上に神経質に自分の健康に気を使うようになりました。

スキンケアについてもその1つです。

元々10代の頃中学・高校時代は友人からなどの影響もあり、カウンセリング化粧品の化粧水や乳液などだけ使っていました。
その後大学に入り、卒業後20代前半くらいから他の同世代女性のようにシミ等を気にするようになり、一時期はノイローゼかと思われるほど極度に紫外線を気にしていました。時には化粧品コーナーのお店の陳列棚にあるだけ高級美白化粧品をすべて買い占めることもありました。

乳がんになった時、年齢も30歳と若かったため、「再発転移したらどうしよう。」と極度に神経質に自分の健康が気になり、薬品を一切使ってはいけないととにかく「無添加なもの」を探すようになりました。

最初に使ったのはとある高級ブランドの化粧水。
無添加だけでなく深層海洋水が使われてるということで、「これなら安心して使える。」と、1本2,000円(後ほど値上がりして1本2,500円)を月に3本ほど毎月使っていました。毎月単純計算で化粧水だけで7,500円も使っていました。

それだけでなく乳がんになった精神的ストレスや「死」への恐怖を紛らわすために、「リハビリメイクだ。」と自分に言い聞かせて、メイクアップの書籍を気になったものから購入して、メイク道具も 高級 ラインからドラッグストアで販売されているようなプチプラメイクまで山のように買いあさりました。

特に発病してからホルモン剤の注射が終わるまでの2008年から2010年までの2年間は、治療費も高額な上にそんなことを続けていたために、貯金は一銭も出来ませんでした。

「このままでは自分がダメになる。」
と思い直し、書店や図書館などで雑誌の節約特集を片っ端から読みあさり、全て試すことにしました。

その中で1番心に残ったのは女性の場合貯蓄するために節約するポイントは「美容費と服飾費」。

それはまさにその時の私に言われているようでした。

その時から始めたのが今のスキンケアです。

(1) 手作り化粧水
【材料】

1)グリセリン 2.5ml

2)尿素 25g

3)精製水(水道水) 100ml

① 100円ショップで購入した100mlの容器にグリセリン2.5mlを 入れる。
(私が持っている容器にはちょうど目盛のように線が書いてあるのでそこまでグリセリンを入れます。)
② 尿素25gを入れます。
③ 水100mlを入れます。
④ ③を透明になるまでよく振って混ぜます。
⑤ ④を10倍に薄めて使います。
(私は同じ容器を2つ持っていて、もう一方の容器の線に書かれているところまで④の原液を入れて、水道水で10倍に薄めています。)

(2)日焼け止め(日中用)
 DHCサンカットQ10パーフェクトミルク

いつも私はお得な2本セットを季節になるとまとめ買いしています。

パラベンフリーなので、長年愛用しています。

ただし、SPF50+ PA+++なので、あまり強く塗ってしまうと肌を痛めることもあるのでご注意ください。

(3)ニベア
(インドネシアで購入した100mlもしくはドラッグストアで購入した「ニベア青缶」)

(4)ワセリン

1番よかったのは、もともと節約術として始めたこちらのスキンケアですが、特に手作り化粧水を使うようになってから、肌の保水量が増えたことです。

(私はオイリー肌なのですが、いつも肌の水分量が足りていませんでした。)

お財布だけでなく、素肌にも優しいスキンケア。

あなたもいかがでしょうか。


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