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自粛生活徒然日記~テレワークに突入して~

テレワークが難しい職種の為、緊急事態宣言下でも絶対在宅ワークは無理と思っていたのに、それは突然始まりました。
明日から、交代制勤務です!そう会社から告げられ、翌日から開始。

毎日がステイホームな生活ではないが、何日か置きに出社し会社でしかできない仕事はその時に片付けPCでの業務は、在宅で、と。
でも、そもそも営業マンとは違い、持ち歩き用として想定されてないPC。急遽ノートPCが用意されたけど、社内の間に合わせ的なものだから旧型だ。何より重い。
それでも機能はするので、涙目で持ち帰り、出社時にまた涙目で持っていく。
筋トレになりそうだよね、と女性陣で冗談交じりで愚痴ってみるが、改善される気配はない。
そりゃあそうだ、このままずっとこの勤務が続くわけではないという想定の下だから。

他人様からは、アクティブですね、と言われる事もある私だが、スポーツは苦手で、趣味は読書(もちろん、含む漫画)や映画鑑賞(ただし年間100本観ますなどという映画マニアではないし、監督名で映画を語れるほど詳しくもない)という完全インドア派。
引き籠り生活も、やれと言われれば、そこまで苦ではない。

ただ、子供の頃から、どちらかと言えばショートスリーパー。
「これで大手を振って?1日中、惰眠を貪れるから幸せ♪」(友人・知人には、そういう人も居る)なんて思える感性は持ち合わせておらず、その代わり、人見知りで社交的ではないが、1人で出かけて雑踏の中に身を置くのが幸せ♪という屈折した感性は持っているので、ストレスがないと言えば嘘になる。
貧乏性ともいうのかもしれないが、ダラダラしたまま、ふと気づくと夕方になっていた、なんて日は、ああ1日を無為に過ごしてしまった……という自己嫌悪に陥ったりする。
もっとも、そういう意識も年齢を重ねると共に、ま、仕方ないかと割り切れる余裕は出てきたけれど。

そういう怠惰な人間なので、いつも何かと言えば、つるんで一緒にいる、という仲間なども持たない。
なんていうか子供の頃から、そういうの面倒くさいのだ。
いわゆるスクールカースト的なものも、その頃からあったけれど、というか、子供が多かったから、社会問題化するほどあって、そんななので、当然イジメに遭った事も皆無ではないが、だからってそのグループのリーダーに媚び諂うだけの魅力も感じず、バカバカしくってそれで傷つくのさえ面倒くさくって、割り切って生活してたら、イジメる面白みも無くなったのか番外編に置かれてた。
あの人、すごいねと言い出す人まで出て来ていたというのは、後年知ったけど、謙遜でもなんでもなく、全然すごくなくって、今も、誰かと濃い関係を作るのは苦手、というあまり褒められたものでもなさそうな話。

ただ、その時、その時で誰かと飲みに行ったりするのは好きなので、そういう機会も無くなったのは、残念だったりする。
いつもは、仕事に追われながらも、隙間時間で読書したり、時間を作って映画を観に行ったりしていてもっと時間があったらなぁ、と思っているが、いざ時間が出来てみると、これが思ったほど読書は捗らない。
結果、なんとなくTVを視たり、DVD見たり、懐かしい昭和~平成初期の音楽を聴いたり、ふとゲームをしてみたくなって、今更、スイッチを買おうかと思ったら(流石に思い立ったのは自粛初期です)人の考えることは同じで、全然入手できなかったり……。

結局、世間一般、人間の考えることは似通ってるんだな、と思ったりして日々過ごしている。
積読の「ペスト」は、読んでみようと思って読みかけたが、書店で品薄になるほど、読まれている(購入されている?)と聞いてバカバカしくなって投げ出し(思ったほど、読みにくくもなく文体は簡潔で読みやすいのだが、どうも流行りものを手にするのが普段から苦手で、一気に読む気力が失せてしまう。居たたまれないというか、自分が気恥ずかしくなってしまう。)
そして、セインカミュって、今どうしてるんだろう~と平成の1桁時代に思いを馳せたり……。
(※アルベールカミュの親戚の生粋の外国人なのに、ネィティブな訛りのない日本語を話す外国人タレントの走りな人です。どうやら近年もドラマに出たりもされてるみたいですが私自身は久しく観てなかったので)

もっと気分が明るくなるものがいいな~ってコメディ映画とか、アクション映画とかをDVDで観てみたり。
帝一の国とか、チャーリーズ・エンジェル観ました。
今の若いイケメン俳優さんや海外の美人女優さん達って演技も上手いですね。
顔さえよければ、他はまあ仕方ないっていう昔のアイドル(失礼な言い回しだけどほんと、そうだった)とは違う。
昨今、いろんなところで、昭和時代はすごい、みたいな意見みかけるけれど(予算的な事とかやってたこととか、歌とか。。←歌唱力じゃなくって、曲そのものとか?)果してそうかな??違う世代から見ると、新鮮なだけなんじゃないか?と思ったりもするんだけど。

話を仕事に戻すと「意外にテレワークってやればできるんじゃん!」という感想には、未だ至っていない。
仕事柄なのか、勤務先の問題かはさておき、基本、紙とハンコが重要だったりするので、在宅で出来ることには限界が有り、効率が悪いこと甚だしいからだ。
ついでに言えば、この機会に地方に移住した方が快適!などという意見?もネットでは散見されるが、それも私は全くそうは思わない。
これも、自分が田舎出身なので、地方住まいの長所も短所も理解しているが、地方の大きな都市はまた違うだろうと思うけれど、基本、地方の田舎の生活って何かにつけて不便、だからだ。

それが娯楽施設だけなら、まだいいが(私自身は、それも嫌だけど)病院や買い物する場所、通勤通学、つまりは公共交通機関、全てにおいて不便がつきまとう。病気、ケガは気合と我慢で、どうにかなるものでもない場合もあるし、プライバシーの無さは、濃い付き合いと笑って見過ごせない、度を過ぎれば精神を病むレベルの問題になりかねないこともある。
これはあくまでも個人の嗜好の問題で、都会のせせこましい猥雑な生活は疲れる、自分は豊かな自然に囲まれて、ゆったりとロハスな生活をしたいと思う人はそれを満喫すればいいと思うし、その気持ちが理解できないわけでもない。
私の場合は、それを日常生活にしようとは思わないだけで、旅行など非日常な時に満喫できれば十分だから、だ。

ただ、このコロナ対応生活が続くと、旅行も夢のまた夢になってしまいそうではあるが、それでも、都会を脱出したいとはサラサラ思わない。長い通勤時間や、混雑する電車は好きではないけれど、私的にはその不快さを補って余りある幸せな都会生活!!
要するに、この自粛生活で、家に籠るのはそこまでは苦ではないが、それでも、やっぱり早く自粛生活は終わって欲しいな、外に出たい、という自分の願望、嗜好と、やっぱり都会が好きだわ、私という自分の本音を再認識した次第。

2020/6/2(火) FUJI

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