「希望の郷 東村山」でのダンスクラス日記200629
こんにちは。
ダンサーの山崎眞結(通称ペコ)です。
今日は、うんさんと私で東村山ワークショップにいってまいりました。
先週は梅雨時期の雨模様だったみたいですが、今日は夏らしい天気でしたね。
施設の利用者の方々は、ちょっとした天気や気圧の変化に影響されやすく、会うとまずは今日は元気かな?どんな感じかな?とコミュニケーションをとるところから始まります。
今日はお天気ということもあり、皆さん活発で積極的に身体を動かしている印象でした。
最初は部屋の中をゆったりとお散歩するところからはじまり、徐々に一人一人と手を取り合ったり目線を合わせたりして、身体をゆるゆる動かして踊っていきます。
リーダーのうんさんが選曲したピアノやハワイアンな曲は夏にぴったりでさわやかで、さらにワクワクしてしまいました。
私は、言葉抜きで、すごく深いところでいま何か通じたよね?楽しいよね?と利用者さんとコミュニケーションをとれた(かもしれない)瞬間がとても幸せを感じます。
とてもとても愛しい時間です。
それはガンガン踊っていなくても、ただ手を繋いでいるだけでも受け取れることがあるし、わたしもピュアなものをあなたとシェアしたい!と思えるのです。
みんなで手を繋いで一個の大きい輪になって、手を振ったりしゃがんだり上に伸びたりしたり、
前の人の肩につかまって、電車みたいに部屋中を移動したりする時間は、このワークショップでは定番です。
けれども今日知ったのは、約10年前にこの活動が始まったとき、利用者さんはまず椅子に座って待つ、ということ自体が難しい状況であったということです。
ワークショップ終了後に、うんさんに声をかけて活動をスタートするきっかけをつくってくださったスタッフの方とお話しすることができました。
「初めての日のことがまるで昨日のように思い出せる。」
そう涙ながらにお話してくださり、そして本当にこの活動が続いていて嬉しいとおっしゃっているのが印象的でした。
新型コロナウィルスによって制限が多い世の中であっても、この活動は止めてはいけない。そして10年間の沢山のスタッフの方のご協力と、今までつないできてくれたうんさんとカンパニーの先輩方の苦労や模索により、素晴らしいことが続いているのだと改めて感じました。
さて、次みんなに会えるときはどんなかんじかな?
そしてその時も元気に一緒に踊りたい。
今日は、笑顔が素敵なマツナガさんが拳法の達人ということを知りました。
あと、一番積極的にコミュニケーションをとってきてくれるサカマキさんが1日いなかったことが寂しかったです。
おわった後は、うんさんと開拓したカフェでゆずパフェを食べました。
爽やかで美味しすぎてもう3倍は食べられる、、!
季節限定でオススメです。
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