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スタートアップ・プロダクトまとめ

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スタートアップ・プロダクト開発に関する良記事まとめ
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記事一覧

YouTubeというプラットフォームが創り出した世界

2020年。過去最高数の視聴者が YouTube を訪れ、好きなエンタメを発見し、新たなスキルを学び、自宅での過ごし方を模索した。 アーティストたちは YouTube をバーチャルコンサート会場にし、ファンに音楽を届けた。 物理的な距離を保ちながら、人々のつながりを創り届けてきた "YouTube" という場所。 1日に30億回再生。 毎分500時間以上の動画アップロード。 月間アクティブユーザー20億人。 全世界で2番目に人が集まる YouTube というプラットフォ

Instagram創業者が語る「最高のプロダクト」の作り方

本記事は、2019年11月に公開されたポッドキャスト「Invest Like The Best」『Kevin Systrom and Mike Krieger – How to Build a Great Product』の翻訳記事になります。 Instagramの社内文化Do the simple thing first(シンプルなことからはじめよう) この言葉は、Instagram社内のなかで、宗教的に使っていた言葉だった。人や時間が限られている中で、シンプルに始

クリエイターエコノミーを牽引するプラットフォームの稼ぎ方・課金方法の分析

どうも。様々なプロダクトの調査・考察・分析をしています、ぶん@プロダクトおじさんです。 YoutuberやTiktokerに代表されるような、一般人も含めてクリエイターとして活躍できる場が圧倒的に増えてきているいま、 個人がマネタイズできるプラットフォームも増えてきています。 そしてGDPR(EU一般データ保護規則)を代表とする個人情報保護を目的とした法規制が加速するなか、Facebookなどの広告モデルをビジネスの中心としているプラットフォームも、クリエイターのマネタイ

MAU3.8億人のSpotifyはなぜこれほどまでに成長できたのか。創業時の環境と音楽体験の拡張がキモ

どうも。様々なプロダクトの調査・考察・分析をしています、ぶんたです。 今回はSpotifyを取り上げたいと思います。パット見ニュースなどでよく自分も間違うんですが、Shopifyではなく音楽配信サービスのSpotifyです。 音楽配信がベースですが、現在はpodcastを筆頭に様々な音声コンテンツ分野を強めていき、耳を取る戦略でありとあらゆる音声のコンテンツを拡充していっています。 創業Spotifyはスウェーデンのストックホルムでダニエル・エクとマルティン・ロレンツォ

シリーズA

Globis Capital Partnersの湯浅エムレ(@emreyuasa)です。 「シリーズA」について調べていたのですが、明確な定義が日本でも海外でも見当たらず、実務とリサーチをもとに一度整理してみようと思い至りました。 先にお断りしておくと、こちらの内容はあくまで私の見解であり、GCP内でもメンバーによって多少の違いはあると思います。また、私自身も学んだり考えたりするうちに変わることも十分にあるので、あくまで1人のキャピタリストの現時点での整理として捉えてい

TikTok誕生前夜。ショートムービーの軌跡

2013年1月、6秒間のショートムービーサービスのVineがローンチされ、一世を風靡した。これは日本でも馴染みが深いだろう。人気インフルエンサーのkemioさんやブライアンさんが高校生だった時に、最初に世間から注目を集めた舞台もこのVineだ。 VineはTwitterに買収され、そのあとInstagramも15秒の動画を投稿できるようにし、追随する動きを見せた。 Attention Factory: The Story of TikTok and China's Byt

これがバイトダンス流。Douyin(抖音)の誕生と初期グロース

2016年までに、グローバル各国でショートムービーサービスが勃興し、Douyin(中国版TikTok)の原型が出来上がりつつあった。当時の状況はこちらのnoteを。 2016年前半の中国インターネットはライブストリーミングに最も花を咲かせていたが、動画も依然としてホットだった。バイトダンスが既に成功させていたニュースアプリToutiao内でも、動画の視聴時間が伸びていた。バイトダンスはこの領域に足を踏み入れることに決める。 一番良いものを模倣するNetflixやHuluの

TikTok前身musicallyの初期グロース戦略およびコミュニティの作り方

ByteDanceは2017年に米国のmusical.lyを買収し、これをTikTokに改名した。このTikTokの前身とも言えるmusical.lyの創業者にして、現在ByteDanceでプロダクトのトップを務めるAlex Zhuさんが2016年に4つのインタビューで語った内容から、プロダクトについての思想やグロースの方法について見ていきたい。 B2BからB2CへQ. あなたは上海に戻る前に米国でSAPに勤めていて、エンタープライズ(企業)向けソフトウェアに携わっていたと

米国SNSプラットフォームの最新事情とZ世代が新しい場所を求める理由

自己紹介こんにちは、宮武(@tmiyatake1)です。これまで日本のVCで米国を拠点にキャピタリストとして働いてきて、現在は、LAにあるスタートアップでCOOをしています。Off Topicでは、D2C企業の話や最新テックニュースの解説をしているポッドキャストもやってます。まだ購読されてない方はチェックしてみてください! はじめにFacebook、Twitter、Instagram、Snapchat、TikTokなど、様々なSNSが日々使われている中、アメリカでは「次のS

Paul Grahamによるスタートアップへの良質47ツイートまとめ

East Venturesのムラカミです。 Twitter → https://twitter.com/yu8muraka3 定期的に読み返しているPaul Grahamのエッセイのまとめは、色んな方がしてくださっているのですが、ツイートまとめが欲しいと思ったところなかったので作りました。 基本的にPaul Grahamの姿勢は一貫していて ・顧客と話して、人が欲しがるプロダクトに集中する ・お金を使いすぎないようにする ・資金調達をアテにせず自前で生きている状

Moat(モート): スタートアップの競争戦略概論

moat /moʊt/ [名]  (都市・城壁の周囲に掘られた)堀 Moat(モート)とはウォーレンバフェットと盟友のチャーリーマンガーが様々なインタビューで繰り返し繰り返し述べている事業において最も大切な概念です。 僕が投資家として、最も時間と思考を費やしている対象もMoat(モート)です。 バフェット/マンガーにはMoatについてのいくつもの引用がありますが下記の質疑応答の一部がわかりやすいです。 The most important thing, what we'r

ノーススターメトリックの求め方

1 | ノーススターメトリックについてノーススターメトリック - North Star Metric (NSM) は、ビジネス成長を求める指標設計のフレームワークで、著名なグロース企業で積極的に採用されています。 近年その有効性が再認識され、より多くの企業で採用され始めました。Amplitude でも世界中で50 回以上のワークショップを実施してます。 ここでは、Amplitude がワークショップで案内している NSM 設計手法をご案内します。 2 |  今までの指標

StaaS(Status as a Service)について

 今回は最近話題のClubhouseを題材に「StaaS(Status as a Service)」について書いてみました。是非ご一読ください! Summary(60秒サマリー)  1分でちゃちゃっと要点だけ知りたい方はこちらをどうぞ👇 それでは本編に入ります! 第一章 StaaSとは  StaaS(スタース)とはステータス・アズ・ア・サービスの略で、直訳すれば「サービスとしてのステータス」となります。SaaSやMaaSに影響を受けているのは明白ですが、表現としては漠然

PMF(プロダクトマーケットフィット)の大切さと実例、はかり方、見つけ方: 基礎編

昨日TwitterでPMF(プロダクトマーケットフィット)に大切さについて書いたので、それについて、PMFがあるとどういう状況になるかという具体例、PMFのはかり方と見つけ方、を加えてNoteにします。この記事を書く理由は、PMFの大切さを伝えたい、多くの起業家にPMFを見つけてほしい(すなわち成功してほしい)からです。 また、PMFのはかり方、見つけ方の実践編は細かくなったので別ポストにしました。下の記事が実践編になりますが、こちら基礎編だけでも読んでいただけたら大変うれ