『おじさんはカワイイものがお好き。』を観終わって、2020夏にさようなら。
ついに、この夏もっとも癒されたドラマが先週最終回を迎えてしまい、主人公と別の意味で膝から崩れ落ちてしまった……(涙)。
『おじさんはカワイイものがお好き。』
(以下、最終回のネタバレ含みます)
全5話、短すぎるよーーー!
でも腹八分目でちょうど良かったかも!?
ドラマ全体の後半、「これはカワイイもの好きな人間同士の友情なのか? それとも恋愛なのか?」と区別がつかないぐらいの展開で(笑)。最終回、今井翼さん演じるケンタくんがイケオジ・小路課長(眞島秀和さん)と仲直りしたくて、「いつもの場所で待ってます」と連絡くれるところなんか、「すわ、告白か!?」と一瞬思ったほどだ。
でも「大人になってから、何でもさらけ出してつき合える友達をつくるのって、それぐらい難しいよね、うん、わかる」と画面の前で頷きながら観てしまった。
仲直りした後のおじさん2人が急いで向かったのは、パグ太郎ドリームショー!
子どもの頃から好きだったパグ太郎を目の前に、放心状態になって膝から崩れ落ちる小路課長。緊張しながらも、推し(パグ太郎)とのツーショット写真を撮ってもらうデレデレの小路課長。推しのいる全員が「この心境、この状況、知ってる!」と、さぞ興奮したことだろう。
思わず自分も、パグ太郎のスタンプに手を出してしまった。
ああ、終わっちゃったけど、桐山漣さん演じる鳴戸課長の成長(?)に拍手して、「桐山さん、これから益々活躍しそう」と思ったり、鳴戸の心を開かせる真澄役の藤原大祐くんを「ところでこの子は一体どこからやって来たんだ!?」と検索したり、ナレーション担当・森七菜ちゃんには「朝ドラ再開よかったね」と思ったり。自分の場合、ドラマと現実を行ったり来たりするときは、だいたい好きな役者さんに出会えたときで。これからの活躍に期待したい。
小路とケンタの友情よ、鳴戸と真澄の友情よ、永遠であれ。
こうして、おじさん(注:あくまでも、イケてるおじさんですよ)ドラマに助けられた2020年の夏が終わった。酷暑に悩まされた夏、どこにも行けなかった夏、生きるって何だろうと考えた夏、人間力を試された夏。
週末、昼にそうめん食べても冷や汁食べても切ない気持ちに。「そうか、秋が来たんだよ、秋が」と身を以って知った。ベランダで吸う空気も、匂いが全然違う。四季ってすごいな。さつま芋のお味噌汁が食べたくなったから、今週は芋を買いに行こう。
秋はどのドラマを観続けようかな。
あ、冷や汁ってこれです。ねこまんまとは違います。
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