適応障害の揺り戻し
復職してしばらく。
久しぶりに不安がやってきた。
これがいわゆる「揺り戻し」か。
現在、前の部署に所属しつつも新しい職場で慣らしを含めて数カ月間働くこととなって、新しい職場に慣れてきた。
本当であれば、あらゆる可能性を排除せずに、決めた時間の中で次のステップや自分のキャリアを考える予定で、決まったら正式に異動する予定だった。
しかし、急に前の部署から、さっさと異動してほしいという要請が入り、異動が決まった。
(具体的には書けないけれど、早く自分の評価が下がりかねない問題児は出て行ってほしいという意志が見え隠れしていた。ひとつ小言を言うならば、私が倒れるまで・病院へ駆け込むまで助けを無視しつづけて、ひたすら隠したことは忘れない。)
変な縁なんてさっさと切っちゃえって思うから、異動は良いことなんだと思う。
頭では、そう分かっているのに、感情は真逆。
追い出された感にひどく落ち込み、自分でも自分の感情がなんでこんなぐちゃぐちゃになったか分からないほどだった。
結局、不安時に服用する薬、睡眠、あとはいろんな人に話を聞いてもらって、落ち着くことができた。
現在の部署があまりにも平和すぎて、自分が病気だということを忘れていた。
まだまだ変化には弱いみたい。
主治医の先生に話してみたけど、特に薬の量も変化せず。
次回の診察までの間隔も変化せず。
「だいぶ良くなっているから、大丈夫だよ」
と言ってもらえた。
自分では、また病状が復活して、非常に不安だったけど、プロから見ると大丈夫なのか。
ふと、山口一郎さんのInstagramで出てきた「揺り戻し」という言葉を思い出した。
これが「揺り戻し」か。
適応障害とうつ病は違うところもあるだろうから、もしかしたら違うのかもしれないが、今の自分にはこの言葉がぴったりだ。
まだ、不安定な日は続くだろう。
良い日もあれば悪い日もある。
海のように絶え間なくやってくる波を乗りこなせる日が来ますように。