【投資初心者おばさんの日記】下げ相場に気分も下げ下げ
しんどい
しんどい
しんどい
しんどい
日々下がり続ける株価、日々減り続ける我が家の資産
ああ、しんどい
具体的にどのくらい減ったかといえば、
4月に夫の退職金を使って購入した投資信託の評価額は
わずか3ヶ月で含み益が120万円を超えていたのだが
ここ数日で一気に半分に減った
私が自分の小遣いで細々と毎日買いしている国内投資信託は
ぐんぐん下がり続けてとうとう元本割れだ
元々の資産に比べればトータルでマイナスにはなっていないものの、
春先の数ヶ月間の株高で爆上がりした分の「含み益」はもう
「俺のもの」だから、株安だろうが、円高だろうが、
なかったことにはできないのである
旧NISAから投資を始めて6年目
コロナショックの大暴落も経験しているし、
「株は上がることもあれば下がることもある」というのはわかっている
しかしながら、こう毎日、何万円、何十万円単位で評価額が減ると
さすがに心が折れそうになる
そもそも、「コロナショックを乗り越えた」と言っても
コロナ時に激減した自分の資産を見て怖くなって、
そのまま何ヶ月もただ放置した…というだけのこと
「乗り越えた」のではなく「逃げた」のだ
だから今回も、逃げようと思う
狼狽売りなどはしない
ただ、目の前の現実から逃げる
株価がまた上がるまで
証券口座の存在を一時的に記憶から消す
コロナショック後、数ヶ月経って
「ああ、私の資産はめちゃくちゃ減ってるんだろうな…」と
久しぶりに開いてみたら、コロナ前より爆上がりしていたから
今回もしばらくは証券口座を封印する
「え?投資?私そんなのやってないよ?」という
設定で行こうと思う(何の設定?)
ただ、こういうときSNSというのは便利なもので
タイムラインには、私同様、株安円高で資産が減って嘆く人たちのツイートで
溢れかえっている
これをみて、「あ、私だけじゃない」とホッとしたりもするのである
そして、投資歴の長い人たちが「今売っちゃダメだ!」「相場にい続けることが大事なんだ!」と、私たち投資初心者を励ましてくれる
中には、「S&P500は危険ってあれほど言っただろ」とか、
「やっぱり投資はするべきじゃない」
「NISAやらなくて正解だった!」なんて
ネガティブキャンペーンをする人たちもいるけど、
基本的に、人の不安心理を煽るツイートは無視することにしているので、
まぁ、そんなのはどうでもいいのだ
上がったらいつか下がるし
下がったらいつか上がる
株価が下がり続けている今も淡々と積立投資を続けていれば、
きっとまた、私のお金ちゃんたちは元気に育ってくれる!
そう信じるしかない
参考までに、我が家の資産配分を置いておく
青色:現金、預貯金 28%
黄色:リスク資産(投資信託)48%(特定口座、NISA)
水色:債権 24%(国債10年もの7割、3年もの3割)
50、60代夫婦のポートフォリオとしては、リスク資産が少し多い気がしなくもないが、夫がまだ会社員で毎月収入がある間は、老後のためにできるだけ資産運用に回す方針だ
今後、積立投資は夫がリタイア予定の5年後まで継続し、
65歳で退職したら、年金を受給しつつ、特定口座にある投資信託を運用しながら10年かけて取り崩し、その後はNISA口座にある資産を取り崩していく
これは、「7%」で運用できれば100歳まで資産は枯渇しない計算だけど、6%だとちょっと厳しいし、5%だとかなり難しい
毎月取り崩す金額を減らせば済む話なのだが、それで生活できるのかどうか見当もつかない
50代の今考える「毎月必要なお金」と、70歳、80歳になったときに実際に「毎月必要なお金」は額が違うかもしれない
思ってるよりお金がかからなければいいけど、医療費がかさんだり、物価高でお金の価値が下がったり、今思うよりもっとたくさんのお金が必要になる可能性も大いにある
そんな心配が尽きない中でのこの下落だもの
そりゃ気分も下がるわ…って話なのである
でも、もし資産運用をしていなかったら…と考えると、
今よりもっともっと不安は大きくなるだろう
貯金ではお金は増えないし、元本割れはしなくても、景気と共にお金の価値はどんどん下がっていく
つまり、資産運用こそが、老後の生活を照らす希望の光なのだ
というわけで、結局、今できることは
淡々と積立投資をつづけていくのみなのである