「しか、鹿、DEER」池田雅子 作品展
ニホンジカの革はとても触るととても柔らかです。面白いのが革の模様です。部位に寄って、細かな網目であっあり横にすじが入っているだけでツルンとしていたり。一枚の中でも厚さが異なります。ボデーっと厚みがあるところもあれば、柔らかく薄いところもあります。なので、ARTとしてコラージュに使うと表情がでて面白いものができます。革の表面には時には、闘った跡のキズがついていたり擦れた跡もあります。製品にするときに、こういう跡がある箇所は棄ててしまうのだそうです。なぜなら、購入する方がキズがついているものは選ばないからだとか。そうですよね。わざわざキズを選ぶ人は少ないですよね。 野菜も曲がっていたり、虫がはった跡があると規格外にされてしまいますものね。 作りては、曲がっていても、キズがついていても同じ野菜だし、もったいないと思うし。「あ〜、こいつ曲がったな!」なんてその一本に愛着もあるので、ありがたく頂きます。 ニホンジカも、野生で暮らす姿や森との関わり、なぜ増えたか?等など知っていくと命としてキズがあるから使いません。とは言えなくなり、返って「何を見ていたのかな?何を食べていたのか?どうやって捕獲されたのか?」と一頭としての命としてありがたくします愛おしいものになっていきます。 なぜ、その命を感じられなくなったのか?は個人の責任ではなく、そういう命に触れる機会が減った生活を時代が選んで来たからかもしれません。 もし、ご興味お持ちいただけるようでしたら 2月からの695COFFEEで開催する池田雅子作品展「しか、鹿、DEER」お越しください。ワークショップでは直接シカの革に触って頂く企画もあります! お待ちしてま #ニホンジカ #革 #コラージュ #ART #やく草箱 #野菜 #キュウリ #命 #キズ #傷 #野生動物 #池田雅子 #しか 、鹿、DEER #695COFFEE #ワークショップ ろそそ