港区(勤務)女子が、神仏について1ミリも精通していないにもかかわらず、神社仏閣巡りの中で「発心」していく話。
新卒で港区のとある会社に入社してから丸5年。マスコミ業界で酸いも甘いも、光も闇も、知りえたようでまだまだ知らない、そんな業界事情をちょこっとかじったアラサー女子・ぶんです。(悲しいことに、本当はもう「女子」ではないですね・・・)
元来旅行好きだった私は、コロナ前の2019年にあることに気づくのです。国内でまだ四国に一歩も足を踏み入れたことのない事実に。
これは旅行好きらしからぬ失態。ただ、私の無知さ故に大変失礼なことを言うと、果たして四国に何があるのだろうか・・・。そう、四国を観光する理由が全くもって見つけられずにいたのです。
そんな中、これぞ「発心」(思いたつこと)と言うのでしょう。唐突に、今まで全く興味を抱くことのなかった「お遍路」を、四国に赴く目的に据えました。実際にお遍路をしてみると、日々自身の感じていることや考えていることに深く向き合うことができました。そして、気づいたのです。自ら「発心」(悟りを得ようとすること)すれば、日々仕事でストレスを抱えまくっているこの現状を打破することができるのでは、と。
それから始めた、港区(勤務)女子らしからぬ(?)神社仏閣巡りの中で、ゆる〜く「発心」していく様子を綴っていきたいと思います。