演劇との出会い
みなさまこんにちは!BumpyBox デジタルディレクター(これ浸透してる?)の佐助です!
なんかポッと出感満載のボクですが、ボクも実は演劇に触れていた人生を歩んでいます。今日はその経緯についてお話しさせていただきます。
ただのオタク少年だった
時はボクが高校生の時に遡ります。今では考えられませんが当時のボクは「勉強をしっかりやっていれば人生何とかなる」そんなことを日々思いながら毎日学校に通っていました。クラスの友人たちとも当たり障りの無い付き合い程度に毎日毎日勉強をしていました。息抜きといえばテレビゲームでしょうか。
「ぷよぷよ」が特に好きで、得体のしれないぷよぷよした物体をひたすら4つ以上並べて消す‥そして合間に勉強をする。
今思えばサイコパスギリギリの生活でした。自分で言うのもなんですが成績も優秀でした(もちろんぷよぷよのね)。
そんなひたすら暗いボクの高校生活に転機が訪れます。まぁ転機なんて突然訪れるものでありまして。
修学旅行にて
それは修学旅行にてグループを決める時のことでした。お互い仲の良いメンバーが集まってグループを作っていきます。そこでふと気づくのです。
「あれ?ボク1人じゃん」
いつまで経ってもどのグループにも入れてもらえません。
そのグループ決めを境なのか、その辺あたりなのか今まで仲良く(こっちの思い込みだったかもしれませんが)してた友達が一切口を聞いてくれなくなりました。いじめに遭っていたのです。
あらやだ。
後から聞いた話で真相は謎ですが、どうやらとある方がボクのことを気に入らなかったらしく、クラス中にボクを無視するように指示を出していたようです。
こうしてボクは話したこともないメンバーと修学旅行に行くハメに。もちろん同じグループにさせられたメンバーからはたまったもんじゃ無かったでしょうね。
そして修学旅行へ。もちろん覚えています。トイレに行きたくても止まってくれずに先にみんな行っちゃうことや、バスの発射時間を教えてもらえず焦ってお土産もろくに買えなかったことも。ちなみに行き先は長崎。ハウステンボスとか素敵だったろうけど、覚えていません。今度じっくり目に焼き付けたいのでまた行ってみたいな。
ハウステンボスってこんな素敵なところなんですね。今は写真で楽しんでおきます。
クラスを飛び出せ!
改めていじめられていると察したボクはさらに寡黙になります。当然ながらぷよぷよの腕もうなぎ上り。いよいよ将来はこれで食っていこうか‥と漠然と将来の不安を抱えながら休み時間に一人ぼーっとしていると、同じクラスの男子がボクに声をかけてくれました。
「今演劇部、人が足りないんだけど手伝ってくれないかな?」
はぁ?演劇部?人が足りないの?よりによってボク?
よくわかりませんでしたが、いつもクラスでぼーっとしてるのもつまんないし(学校じゃぷよぷよできん)、見渡せば嫌いな奴ばかりだったからとりあえず、クラスにいるのは最小限にすることとしてボクは演劇部のお手伝いを始めることに。
とは言っても、役者として舞台にたつわけでもなく裏方作業がほとんどでした。ボク自身も役者をやりたいとは思ってなかったし(また変に目立っていじめられるのが怖い)。
ボクは裏方として大道具の作成や脚本作成の補助をしていました。わからない方からしたらなんてない作業かもしれませんが、これが本当に面白かった。連日のように部室に残りみんなで「どうしたらいいものを作れるか?」を話し合い、時にしょうもないコミュニケーションをとりつつ爆笑したり。
ボクは日に日に「演劇」と言う形を通した「ものづくり」の楽しさにのめり込んでいきます。もちろんぷよぷよもやってました。
そうやって約1年半。卒業公演を終えるまでいろんな形で演劇に携わらさせていただきました。たかが高校生の部活と侮ることなかれ。
みんなで1つの目標「お客さんを感動させたい」に向かっていく姿はエンターティナーとしてこれからも頑張りたいボク自身の原動力になっていることは間違いなし。
結局のところ
そうやってボクの高校生のうちの約2年は演劇部にささがれました。その経験はその後の自身の音楽活動やライブ配信にの貴重な礎となっていることかと。
圓井主宰と会って、最初はふざけ合った会話をしていただけですが、話をしていくうちに「ものづくり」に対しての情熱、そして忘れかけていた「演劇」をすることの楽しさ(同時に大変さ)に火をつけていただきボク自身BumpyBoxにスタッフとして迎え入れていただくことに。
ちなみに高校の時に演劇部にボクを誘ってくれた彼とは今でも連絡を取り合って、時にお互いの悩みや四方山話に華を咲かせます。今となってはボクがいじめられていたことを察していて、彼なりの形で助けてくれていたんでしょうね。
振り返ると胸から溢れ出る想いがたくさんありますが、今は目の前にある「やりたいこと」「自分の力を活かせるところ」「自分が輝ける場所」で精一杯何かを作り続けるのが、ボクにとっては正解のようです。
長文にも関わらず、最後までお付き合いありがとうございました。1スタッフであるボクですら胸に熱いものを掲げてBumpyBoxの活動に力を入れています。熱すぎて時に爆発しそうな動きもあろうかと思いますが、こんなBumpyBoxそしてボク自身の活動を見守っていただければ幸いです。
ありがとうございました。
それでは次回「ぷよぷよ入門編」でお会いしましょう!