人に歴史あり
色々な人と深く浅く関わっていく中で、やはりそれぞれに見てきたものがあるんだなあと思わされる、というのはよくあること。
先日ワシントンDCに行ってきました。と言ってもこれを書いている今からすると昨日帰ってきたばかりなのですが。
そのDCで、到着初日に乗ったLyft(タクシーアプリ、のようなもの)の運転手さんがエリトリアの人で。
エリトリア。聞いたことはあるけど「聞いたことあるかもしれない」程度だぞ、と思っていたら運転手さんが色々教えてくれました。独裁が強くて処刑なんかもある国、人口は500万人いないくらいで自分は奥さんと1歳の子どもを置いて出稼ぎに来たんだ、などなど。はじめは「自分は1年ちょっと前にアメリカに来たんだ」なんて言ってて「俺のほうが滞在長いのかー」なんて思ったりしてたんですがお気楽な観光客気分だったところに叩き込まれる情報の質量が。密度が?
なんとなく話が弾んで色々聞くことになったけれど、こんな風に話をしなかったら「英語あんま上手じゃなさそうだけど頑張ってるんだなあ」程度で終わってたと思います。出稼ぎに来ている外国人がたくさんいて~なんてことは知ったふうな口で言えるけれども、それぞれに抱えている物があって来ていて、それが(たまたま)巡り合うか合わないかは紙一重。
「チャンスも仕事も多い国だよ、でも、ストレスも多いね……」とハンドルを握りながら呟いていたのが印象的でした。
首都はステキな秋模様!西海岸の「暑い夏」「暑くない夏」みたいなところ(過言)に住んでる人間としては飢え気味だった「まさに秋」が補充できて大満足でした。
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