見出し画像

035. 孤独について(Vol.1)

  引きこもりについての034回と関連。

  常に考える対象として孤独がある。成功者には、孤独な人が多いという言葉を聞いたことがある。

  「孤独」は、BUMP OF CHICKENやRADWIMPS、米津玄師などのバンドの歌詞の主要なテーマになっていると思う。

  BUMP OF CHICKENの『title of mine』という楽曲はまさしくそれがテーマになっている。

"人に触れていたいと 願うヒトが好きだ 嗚咽さえもタレ流して 何度となく すがりついて 傷ついて 君に触れていたいよ 名前を呼んでくれよ 誰も居なくて 一人なら こんな歌を唄う俺の 生きる意味 ひとつもない"

悩みが前面に出すぎている歌だと思う。

『ray』の一節もとても深い。

"寂しくなんてなかったよ ちゃんと寂しくなれたから"

これは、「寂しい」というある特定の人に対する感情が生まれたということは、それだけ大切な人がいるという証明になることを示唆している。

似たような歌詞を含んだ唄に『オンリーロンリーグローリー』がある。

""孤独を知ったから また出会えた 孤独じゃない"

『宝石になった日』の

"こんなに寂しいから 大丈夫だと思う 時間に負けない 寂しさがあるから"

この歌詞も『ray』の歌詞に繋がる。時間に負けないくらい強い感情が残っているということ。

『プレゼント』の

"世界に誰もいない 気がした夜があって 自分がいない 気分に浸った朝があって 目は閉じてる方が楽 夢だけ見ればいい 口も閉じれば 呆れる嘘は聞かずに済む そうやって作った 頑丈な扉 この世で一番固い壁で 囲んだ部屋 ところが孤独を望んだ筈の 両耳が待つのは この世で一番柔らかい ノックの音"

人との関わりに怯えながらもそれを求める人の姿を巧みに表現している。BUMPらしい歌詞だ。

RADWIMPSの『だいだらぼっち』

"一人ぼっちは寂しいけれど みんな一人ぼっちなら 寂しくなんかない 一人ぼっちなんかじゃないから"

誰かが周りにいたとしても、常に1人という事実は動かない。そのことは全員に当てはまるから「一人ぼっち」なんてありえないという歌詞。

最後に、黒木渚を紹介しておく。
黒木渚の『虎視眈々と淡々と』という歌詞の

"世界で一番孤独なのは 何故か人混みの中にある"

も心に染みる。

  人は根源的に独りだからそれを受け入れて生きていくしかないんだなぁと思う。
理解してくれる人はそんなにいないけど、もしいたらその人たちを全力で大切にする。そうすることで、本当の人間関係が築けるのだと思う。

以下は読んでみたい本。

#読書
#孤独
#BUMPOFCHICKEN
#RADWIMPS
#米津玄師
#ひとりぼっち
#だいだらぼっち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?