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自分を大切にする感覚が分からなければ、形から入るのもアリかも

こんにちは。

自己肯定感の低いアラサーです。

自己肯定感をなんとか高めたくて、今までたくさんの本やネット記事を読み漁ってきました。


その中でいつも目にするのは「自分を大切にしよう」というメッセージ。

「できない自分を許しましょう」

「頑張りすぎないで」

「頑張らなくてもあなたは愛される」

……

どのメッセージも、自己肯定感を高めるうえでたしかに有効なのだと思います。

きっとアドバイス通りにできたらもっと楽に生きられるんだと思います。


でも…こじらせてしまった私にはこのアドバイスがものすごく難しい。

正直、「ありのままの私で愛されてたら苦労しねーよ!」という謎の反抗心さえ湧いてくる始末。

というか、どのくらいまでの努力は必要で、どのくらいからは「頑張らなくても良い」と思えば良いのかも分かりません。

そういった理由から、おそらく私は「こういう考え方を意識しましょう」という抽象的なレベルでは楽になれないのだと思います。


もっと具体的な「自分を大切にする」やり方が知りたい!


具体性を求めて私は本屋さんへ行きました。

吟味すること1時間。

自己肯定感に関するたくさんの本の中から、私がいちばん具体的だと感じた本を1冊選びました。

それがこれ▼

「なんか似たような本、読んだことある…」とあなどるなかれ。

この本、5分程度でできるセルフケアのワークが46個載っています。

ひとつのワークは見開き1ページで解説されており、心の状態から逆引きできる索引もついています。

そしてワークのひとつひとつがエビデンスに基づいているため、「科学的かつ具体的な自分を大切にする方法」を知り、すぐに実践することができます。


ちなみにワークの例はこんな感じ▼

・感情の擬人化:感情を擬人化してみると、感情との間に距離ができて怒りや悲しみが和らぐ

・セルフタッピング:肩から手にかけて、一定のリズムで触っていくことでセロトニンやオキシトシンを分泌させる


すごい具体的!!

イラスト付きで、読むだけでも癒されて優しい気持ちになってきます。

落ち込みがひどい時は本を読む気力すら湧かないこともありますが、この本は見開き1ページで1つのワークを読むことができるので「とりあえず適当に開いたページのワークをやってみる」という使い方もできそうです。


そして私が「いいな」と思うポイントは、何と言っても「形から入れる」ということ。

私は何か嫌なことがあると、自分を責めたりくよくよと悩んでしまって、悩みや傷つきを自分自身で増幅させてしまうことがよくあります。

そんな時にこの本のワークをやってみると、「今、自分で自分を大切にしようとしているんだ」と気付くことができるのです。


実際に体を動かしながら「自分をケアするための」ワークに取り組むことで、自分で自分を傷つけてしまう負の連鎖から、ふと冷静になって離れられる瞬間があります。

人間は自分の行動と思考が一致していないと違和感を感じるようにできています。

自分を大切にするためのワークをしながら、自分で自分を責め続けたり傷つけたりすることに違和感を感じる瞬間があるのです。


これは私にとって、かなり大きな発見でした。

自分を傷つける思考を強制ストップさせてくれる科学的な方法を、46個も一気に知ることができたのです。

この本は私が生きていくためのお守りのような本になりました。


これから生きていくなかで、私はまだまだたくさん泣いたり悩んだりするのでしょう。

根本から自己肯定感を上げるには、まだまだ時間がかかると思います。

それでも私は、辛さに飲み込まれてしまわないための対抗手段を46個も知っている…。

この事実は、これからの私をちょっとだけ強くしてくれるでしょう。


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