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CASTELLO / SEA ROCK / SC / 75P

レストア前

ダンヒルと並ぶイタリアの雄、カステロの人気シリーズ、SeaRockの古いロバットです。
SeaRockは、読んで字の如く、海の岩みたいな荒々しいブラストが特徴のシリーズです。
金額的にはブラストラインの中で一番低価格ながら、一番人気のカステロの顔です。

SeaRockシリーズは、サイズコードとして、Kの数で大きさを表しますが、50年代から60年代後期まではKではなくS+○の形式で記載されていました。小さい順から「SA」「SB」「SC」「SS」。
こちらのパイプはサイズコードSCで、ダンヒルだと4〜サイズくらいになるのかな。
もう一本持ってる後年のKKKサイズよりはチャンバー径が少し狭い感じだけど。

REG.No 66171-66220 の記載あり。
この記載は1949〜1950年代半ばくらいまで使用されていたそうです。
上記のSコードと合わせて考えると、2023年現在から見て、およそ70年も前のものだと思われます。
やばす。

ステムにはイミテーションのダイヤっぽいキラキラの石。
アメリカ向けのカステロはこれらしい。
日本で見かけるカステロはここがホワイトバー。

ステムの裏側にあるサイズコードは3。
これは、ほとんど使われることのないインナーチューブのサイズ。
つまり、煙道のサイズ。
上記のもう一本持ってるKコードのカステロは5で、すごくエアフローが良かったけど、ちょっと静かに吸う感じのパイプなんかな。
形状的にも。
上品な。

写真ではわかりにくいけど、全体的に結構くたびれてる。
溝とか白く埃がこびりついて煤けた雰囲気。
ボウルの中にはなんか詰まってて底が見えない。
そしてステムは天面ボコボコ。
底面にいたっては欠けてる。

でもぶっちゃけ、そこら辺は織り込み済み。
ボウルとかシャンクにヒビ入ってるとかでなければなんとでも。
ボロボロだからこそ安く買える。
100ドル行かないくらい+送料。
こういうの、掘り出し物感があって好き。


ボウル内のお掃除

リーマーとナイフでボウル内に溜まったカーボンをゴリゴリ削ります。
リーマーは、初心者セットについてきたやつ。
サイズ変動するこれが一番便利なのではと思ってる。
ロケットリーマーとかカッコいいから安いの見つけたら買うけど、刃の形状的に底の方とか上手く削れないらしいし、対応サイズも少なめっぽい。

ナイフは刃が立ってない牡蠣剥き用のやつ。
これも本当は専門的なナイフとかあるけど、海外サイトとかでも牡蠣剥きナイフこそ至高的な意見もあるので、300円くらいでメルカリで買った。
牡蠣を殻ごと買ったらついてくるらしい。

ボウルの中に詰まってたのは吸いかけのタバコの葉でした。
確かに「発見されたまま販売します」的なことを書いてあったけど、タバコ吹かしてる途中で放置されてたんかな。
どんな状況。

結構けずっても取れない頑丈な分厚いカーボンは、リューターのヤスリで削っちゃいます。
見る人が見たら叱られそうだけど、これが一番早いし効果的。
ボウルを傷つけないように慎重に慎重に。


アルコールメソッド

あらかた綺麗になったら、アルコールメソッド、というのを行います。
薬局で売ってる無水エタノールをボールに注いでヤニを除去する方法。
あらかた削っておかないと、この工程を繰り返すことになります。
リーマーで削ってアルコールメソッドかけたら、ボウルの壁だと思ってたのは削りきれなかったカーボンの壁で、結局一回り穴が広がって、アルコールメソッドやり直しとか過去に何回もあった。
なので、自分はリューターで削り切ってからアルコールメソッドを行うようになりました。

通常、塩をボウル内に詰め込んで、そこにスポイトでエタノールを入れていきます。ソルトアルコールメソッドと言います。
この塩が化学変化的な働きをしてんのかと思ったら、エタノールを満遍なく接触させる役割しかないっぽい。
なので、自分は海外サイトを参考に、奥さんのコットンをくすねて塩の代わりに使っています。
ボウルにコットンを詰めこみ、シャンクにはモールをギチギチに詰めて、スポイトでエタノールをヒタヒタになるくらいまで注ぎます。

塩でやってた時は、煙道に塩が詰まったり、後片付けがとても面倒でしたが、コットンでやるととても楽。
塩と違って水も平気なので、臭い取りのためにエタノールに水を足しても大丈夫。
塩だと溶ける。

コンビニ弁当とかについてくるプラスチックのレンゲの上にティッシュを敷いてパイプを置き、ボウルの中にエタノールを注ぎます。
エタノールが溢れてボウルの外側とかに垂れてくると、ワックスや染料が落ちるので注意。
まあ、どうせ後の工程でそこら辺も調整するのであんまり気にしないけど。
注いで数時間たつと表面が乾いてくるので、アルコール追加します。
何回か繰り返したのち、一晩放置します。

一晩たつとコットンの上やモールの先端の方にヤニが溜まって茶色くなります。
あとはコットンとかを取り除いて、ボールの中に軽くリーマーかけて掃除します。

シャンクもしっかり。
むしろシャンクがしっかり。
ボウル内は簡単に綺麗になりますが、シャンク内はこれからが本番。
ストローブラシやモール、綿棒などにエタノールつけて、ひたすらゴシゴシします。
タボのところの端っことかも竹串とかコンパニオンについてるニードルとかでしっかり綺麗に。
乾いたモール通しても何も色がつかなくなるまでお掃除します。

ボウルトップのカーボンも、牡蠣剥きナイフでゴリゴリと。
傷つけないように慎重に。
そこそこエタノールが接しているので、柔らかくなって削りやすい。

これで内部のお掃除は終わりです。
底が見えなかったボウルもスッキリ綺麗に。


外側のお掃除

続いて、煤けた外側を綺麗にします。
いつもはエタノールと歯ブラシでゴシゴシしています。
でも、今回、欲しかった物が手に入ったので、テストも兼ねて。
結構汚れてるパイプだし。

「マーフィーのオイルソープ」。
いつも見ている海外サイトで使用している自然由来の洗剤です。
フローリングとか木材をピカピカにする洗剤っぽいのですが、これが日本で買うとめちゃ高い。
2000円〜します。
+送料。
amazonで調べると6000円とかします。
だけど今回、フリマアプリで見つけて安く入手できました。
やったね。

ボウル内にキッチンペーパー、シャンクにモールを通して、水があんまり中に入らないようにマスキング。
そう、水です。
なんとこの方法、外側を温水で洗い流すんです。
マジか、と思います。
パイプって作るにしても使うにしても木材の乾燥にシビアなのに、濡らすって。
でも、参考にしてるサイト曰く、外側ちょっと洗い流すだけだし、漬け込むわけじゃないし、すぐに吸水されるからヘーキヘーキとのこと。
彼はいっつもこれで洗ってます。
たしかにパイプ吸ってると出てくる水分、パイプが吸水するもんなあ。
でも怖いからマスキングで悪あがき。

通常は薄めて使用するオイルソープを、原液のまま歯ブラシにつけてゴシゴシ。
すっごい汚れ出てくる。
終わったら温水で洗い流し。
流水で。
怖いから濡れたキッチンペーパーとかで拭き取ろうと思ったけど、そんなんじゃ全然落ちなくて、結局温水で洗い流す。
マスキングもビショビショになって途中から開き直って普通に洗う。

洗い終わり。
確かにスッキリ綺麗になる。
心理的にもピカピカ。
でも染料とかも結構落ちて見えてドキドキ。
大丈夫だよな。
信じてるぞ。
水分については心配してたほどではなく、ボウル内も少し濡れてたけどすぐ乾きました。
改めて考えると、ボウル内に水混ぜたアルコール入れたりするもんね。
普通に。

洗い終わって乾燥したボウルに、椿油で潤いを与えます。
海外サイトでは違う油剤なんだけど、その国にある適した油で良いんじゃね?と思い、自分は椿油を多用します。
昔から木材ケアに使われてた訳だし。
きっと外国人に見つかってないだけ。
同じバラ科だし。

歯ブラシでゴシゴシ。
溝にもちゃんと塗り込みます。
すごく色褪せたスムース仕上げとかは、ラップにくるんでちょっと放置すると木目も出てきて綺麗になります。
ただ、あんまり長いこと染み込ませると、パイプ使う時に温められて油が少量滲み出てきます。
そのうちなくなるけど。
塗ったらキッチンペーパーや布で拭き拭き。
色が一段濃くなります。
ピカピカ。
一安心。

椿油を拭き取ったら、黒の染料で化粧直し。
椿油で色味がしっかり出たので、下地の赤は塗らなくて良さげ。
黒も塗らなくて良い気もしたけど、まあ初回だし。
黒の染料は柘植の木目出し用のやつ。
モールで何度か薄く塗って、キッチンペーパーと布で拭き取ります。
染料自体はすぐに乾きますが、余裕があったら一晩置いて定着させます。

染料が乾いたら、ルネサンスワックスというものを歯ブラシでゴシゴシ。
通常、パイプはカルナバワックスというものを仕上げに塗ってピカピカにします。
でも、ボコボコしたラスティック仕上げだと、カルナバの細かい粉とかが溝に入り込んで大変、ということで、シェラックというニスみたいなものを塗ったりします。

ただ、このシェラック、半年くらいかけてしっかり乾燥させたり、上手にパイプを吸えないと、パイプの熱で細かい気泡みたいなのが出てきます。
過去にシェラック仕上げのパイプを買った時、水疱瘡みたいになってそれはもう大変でした。
吸い方下手ですし、基本咥えっぱなしでラタキアブハアなので。

シェラックの代わりでは、パラゴンワックスなる物が昔は売られてたらしいのですが、今はなかなか手に入りません。
海外通販で高い送料払えば買えるとこもありますが。
代わりにAmazonで手に入る、このルネサンスワックスというものを代替品として使っています。

大英博物館が開発した人工カルナバワックス的なもの。
木材にも使えて、無色で耐熱性もそれなりで扱いも簡単。
灯油みたいな匂いがしてちょっと引きますが、拭き取ると匂いはすぐになくなります。
歯ブラシでゴシゴシして、布で拭き取って、歯ブラシで乾拭き。
そこそこピカピカ。

ラスティックはカルナバ大変だから塗らないと言ったな。
あれは嘘だ。
結局、カルナバかけた方がピカピカになるんよ。
ルネサンスワックスの上からカルナバを重ね塗ります。

カルナバワックスは、フレーク状のやつを溶かして使ったりするようですが、固形のカルナバワックスを手作りしてる人をネットで見つけたので、そこで買っています。
ちょっと割高かもしれないけど、めんどいので。

リューターの先をパフに変更してカルナバワックスに押し付け、摩擦熱で溶けたカルナバをパフに移します。
そのパフで、今度はパイプを擦って、カルナバワックスをパイプに塗っていきます。

これも、専用のパフ機とか売ってますが、場所取るし掃除しないとだし事故が怖いし(しっかりパイプを持たないとパイプ吹っ飛ぶらしい)、リューターで代用しています。
何にでも使えて便利。
細かいとこにも使えるし。
特に今回のようなボコボコのラスティック仕上げの場合、先端が尖ってるパフで細かいとこも塗っていきます。
回転数は少し早め。
摩擦熱が上がるように。

で、こんな風に白いカスだらけになります。
これを布で乾拭きして拭き取ります。
細かい隙間とかは歯ブラシで乾拭き。
マッハで。
ほんとは靴磨きの豚毛のブラシとかの方が良さそうだけど、近所に100均とか無いので、そのうち安いの見つけたら代えます。
細かい隙間のカルナバも逃さず溶かしたり掻き出したり。
割といけるんです。
ネット上では、ラスティックはカルナバ無理!シェラック!な風潮ですが。

さらに、カルナバをカッターで削って、金属の入れ物にカスを溜めます。
これはシガリロ(葉巻とタバコのあいの子みたいなつ)の空缶。
ちょうどいい。

で、それをライター(羊)で炙ります。
すると、すぐに溶けて液状になるので、その液を布で拭き取ります。

溶けたカルナバを拭き取った布で、パイプを拭きまくります。
細かいカスを溶かして取り除くとともに、全体にカルナバを上塗り、馴染ませです。
これでラスティックもピカピカに。

仕上げに、ボウルの内側にエタノールで薄めた蜂蜜を塗って、ボウル掃除はひとまず終了です。
ボウル内のカーボンをほとんど除去しているので、木肌とか見えてたりしています。
焦げ付きが怖いので、保護のために蜂蜜を塗ります。
こうすると新しいカーボンもつきやすくて良いらしい。
あんまりたっぷり塗ると中々蜂蜜乾かないです。
まあ、2、3日〜1週間程度乾燥。
早く使いたい、我慢できないって場合、真っ白い葉巻の灰を振りかけて払い落とすを数回やっちゃえばベタつかなくなるので使用できます。
少なくとも数日くらいは待った方がいいと思いますが。

なんで葉巻の灰かっていうと、良質なカーボンには真っ白い灰が必要らしく、紙タバコやパイプタバコの灰だと不純物が混じって味に影響が出るから、らしいです。
ボウルの中の傷を埋めるパテとしても、蜂蜜と葉巻の灰を混ぜて使ったりします。
無着香の葉巻であればなんでも良いらしく、自分は近所のたばこ屋に売ってたシガリロを吸って灰を用意しました。
何度か。
ぶっちゃけめんどくさいので、パイプの灰の白いとこ使ったりしちゃいます。
こっそり。


ステムの修理

同時進行していたステムの修理です。
今回のメイン。
欠けてボコボコの吸い口。

まずはエタノールに浸します。
材質がアクリルなので、エタノールはあんまり良くないかもだけど、過去問題になったことはない。
結局浸しちゃうのが一番ヤニ取れます。
中のヤニがもわ〜っと出てきます。
でも一応、浸す時間は短め。
怖いので。

エタノールから出したら、ストローブラシとかでしっかり洗います。
エタノール付けた綿棒やモールも使って、色が付かなくなるまで。

洗浄終了後のステム。
吸い口の跡とかは綺麗に。
ステムの材質は、大体エボナイトっていうゴムが混ざった素材か、アクリルのどっちかです。
くわえた時の感覚的にエボナイトの方が人気だけど、個人的にはビッツというゴムを吸い口につけて吸うので、あんまり関係無し。
大体くわえっぱなしなので、ゴムつけてないとすぐに吸い口傷つくし、すべって落ちてきちゃうので。
くわえ心地関係ないので、材質的にはアクリルの方が簡単に綺麗になって好き。
ただ、アクリルは硬質な分、壊れる時は一気にいくイメージ。

欠けた吸い口の修理には「プラリペア」というものを使用します。
固まるとアクリル樹脂になる不思議な粉。
もともと歯科医が歯の欠けを埋めるのに使ったりしてた素材で、口に入れる物の修理としても安心ぽい。
色もCMYKあるので(黄色は持ってない)、混ぜ合わせると色の再現もできます。

↑どこが修理されたかわかりますか?
すごくない?
赤線で囲まれてるところが、上の写真の大きく欠けてた部分です。
これはちょっと前に直したcaminetto。
同じように吸い口欠けてました。
しかも紫っぽいマーブルの素材。
カンバーランドみたいな。
色付きステムの修理は初でしたが、赤と青をなんとなくで混ぜて、見事に紫を再現できました。

プラリペアはポリエチレンにはくっつかないので、コンビニ弁当の透明の蓋とかの素材でマスク用の型を作ります。
自分の場合はボロくなったクリアファイルをカッターで切って成形しています。

少量の椿油をモールとクリアファイルに塗って、吸い口に差し込みます。
これでクリアファイルの下にはプラリペアが来ないし、万一があっても穴が塞がることはありません。

あとはプラリペアを修理箇所にこんもり乗せます。
プラリペアの使い方は説明書とかyoutube参考に。
別に難しくないです。
ちょっと液体出して粉つけて盛るだけ。

こんなん。
反対側も同じように。

反対側は大きくは欠けてないけど、ボタン(端っこの盛り上がってるところ)欠けてるし、ボコボコしてるので、ボコボコ凹んでるところも含めてプラリペアを盛ります。

5分程度ですぐに固まります。
ちょっとした箇所なら、同じようにアクリルになる、歯医者も使うっぽい黒い接着剤で盛り上げたりしますが、乾燥時間考えたらプラリペアが圧倒的に楽です。
準備が多少めんどいけど。
あとは、ヤスリで削って成形していきます。

ある程度形ができたら、紙やすりで。
自分は、400/600/800/1000/1500/2000をかけます。
ボタン部分とかは「神やすり」っていうスポンジ状のやつが便利。
1000以上は水に濡らしながら研ぐ感じで。
エッジのところを擦ると、ボウルと合体させた時に段差が出ちゃうので注意。
マスキングテープで保護とかした方が良いですが、今回あんまりそっち側ヤスリかけないので省略。

ダボのところに鉛筆を塗ります。
これやっとくと、ステムがキツすぎて抜けない、とかを予防できて、スムーズに差し込むことができます。
学生時代に使ってて余ってたハイユニの6B。

いったんボウルと合体して、白棒と言われる研磨剤をリューターのパフに擦り付けて、ステムを磨きます。
そのあと、プラスチック用のコンパウンドで仕上げ。
ボウルとの段差が出ないように、合体させてから作業した方がいいです。
たまに外したままやることもあるけど。
コンパウンド終わったら、ステム外してエタノールつけたモールで中とか口周りとかキチンと掃除して再合体。
最後に、銀座の佐々木商店っていう老舗のタバコ屋で売ってる「つやふきん」で全体を拭いて完成です。
ステムの仕上げが結構変わります。
ピカピカです。


完成

完成。
ピカピカツヤツヤです。
ステムもツルツル。
欠けもボコボコもなくなりました。
70歳のおじいちゃんが、20代くらいまで若返った感じ。

ステムの例として出したcaminetto(上)、ラージKコードのおそらく70代のシーロックKKK(中)との比較。

上がcaminetto。
下が今回の。
caminettoはカステロで働いてた職人が独立したメーカーです。
カステロと同じ品質を半分の値段で、をキャッチフレーズにアメリカで流行ったそうで、ぱっと見そっくりです。
パクリじゃんって訴えられたこともあったみたい。
そらそうだ。
これは初期のもので、60年代後半~70年代半ばのもの。
並べてみると、カミネットは雑な岩って感じ。
直線的で掘りが大きい。
カステロの方が細かくて曲線的。
波に洗われて丸くなった感じ。
カミネット男らしくて好きだけど。

上が70年代シーロック、下が今回のもの。
70年代の方がさらに粒が細かい。
機械変わった感。

以上でレストア終了です。
おつかれさまでした。


(検)
パイプタバコ パイプスモーキング パイプ

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