Bull

普段はデザインのお仕事をしています。

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マガジン

  • BullNote パイプレストア

    喫煙者にますます厳しいご時世の中、時代に逆行してパイプスモーキングの世界へ。 古いパイプの修理過程をまとめます。

  • BullNote パイプタバコ

    喫煙者にますます厳しいご時世の中、時代に逆行してパイプスモーキングの世界へ。 常喫しているパイプタバコを紹介します。 あくまで紹介。 レビューではない。

最近の記事

CASTELLO / COLLECTION / kk

レストア前 イタリアンマシンメイドの王様、カステロ、の、ハイグレードライン、コレクションです。 送料込みで約100ドルで売りに出されてて即決。 やったね。 CASTELLO / COLLECTION の下に筆記体でCarlo Scotti、その左に楕円で囲まれた小さなKが2つ。 大雑把に、シーロックとかのラスティック/サンドブラストラインと、ツルツルのスムースラインの2つに分けると、コレクションはスムースラインの一番上になります。 ・ラスティック SEA ROCK<O

    • Custombilt / ORIGINAL / 652

      レストア前 ↑の、GBDのチューリップぽいシェイプのやつが欲しくて探してたら、珍しい、カスタムビルトの似たシェイプがあったので勢いで購入。 した後、冷静になったら、全然シェイプが違う。 チューリップじゃなくて釜だこれ… まあ、そんな高いもんじゃないから…. ↑と同じ、ウォーリーフランク時代のカスタムビルト。 ミンサー彫りが、本人時代よりボウルに馴染む感じでデザインされてて好き。 シェイプは652。 規格で作ってたんだな。 変なシェイプばっかだなウォーリーフランク時代。

      • DUNHILL / SHELL / PATENT No.417574/34 / N197 F/T / 40年代?

        レストア前 またダンヒル買っちゃった… 2本セットで安かったの… ボロボロのダンヒル2本セットで、特に説明も無し。 刻印の写真も無し。 だけど、こっちの一本、木肌的にオールドじゃね?と思って入札。 説明不足とコンディションのせいで金額は上がらず。 70年代ダンヒル1本分くらいの値段で落札できた。 やったね。 で。 予想通り、パテントダンヒルでした。 勝利。 刻印薄くなってるけど、↑とかと同じ、PATENT No.417574/34。 デイトコードは消えてるけど、サイズ

        • Sasieni / TWO DOT / 88

          レストア前 ロット売りに混ざっていた、sasieniのTwoDotです。 好きなシェイプで、やたら安かったので購入。 本数多いので送料高かったけど… ↑で書いた通り、TwoDotは、2代目サシエニさんの時に作られた、FourDot未満セカンド以上のライン。 FourDotに一歩届かなかったけど、セカンドと違ってFourDotと同じ製造過程を経たラインです。 なので、喫味はFourDotと変わらないけど値段は安く、しかも製造期間が2代目サシエニさん時代(1960〜79年)

        CASTELLO / COLLECTION / kk

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        • BullNote パイプレストア
          46本
        • BullNote パイプタバコ
          5本

        記事

          DUNHILL / SHELL / PATENT No.417574/34 / 104 / 47年

          レストア前 ダンヒルはもう集めないと言ったな。 あれは嘘だ。 安いの見つけるととりあえず買っちゃうんよなぁ。 積極的に集めてはいないけども。 まだ前回のロット売り、全部レストア終わってなかったけども。 やたら安かったパテントダンヒル。 珍しいシェイプだったこともありポチッと。 こんくらいで買えたらいいけど、まあ買えんだろな、くらいの金額入れといたら競り勝ってた。 送料込みで、ヤフオクで70年代以降のシェルを買うのと同じか少し安いくらい。 やったね。 おそらく、そこま

          DUNHILL / SHELL / PATENT No.417574/34 / 104 / 47年

          DUNHILL / CUMBERLAND / 42012 / 80年

          レストア前 今回購入したロット売りの本命その2、ダンヒルのカンバーランドです。 ダンヒルはもう集めなくていい(といいつつ、安いの見つけると買っちゃう)のですが、カンバーランドは一本欲しかった。 ↑でも少し触れた、ヤフオクで初めて買った一本である、思い出深きNORDINGもそうだけど、カンバーランドステム好き。 茶っぽい赤と黒のマーブル模様で、木っぽい。 スタンメルとの馴染みが、普通の黒ステムより自然に見えて良き。 でも、ダンヒルのカンバーランドは79年に生まれたライン

          DUNHILL / CUMBERLAND / 42012 / 80年

          SAVINELLI / PUNTO ORO / 121 / KS

          レストア前 今回購入したロット売りの本命その1、サビネリのSea Coralです。 サビネリのマシンメイドの中ではハイグレードの、PUNTO OROライン。 これがずっと欲しかった。 けど、ぶっちゃけサビネリマシンメイドに数万は出したくないな〜で、ロット売りに紛れ込んでるのを長いこと探してたんですが、ついに発見。 しかもラタキアーとしては嬉しいポットシェイプ。 SeaCoralてのは、サンゴのことです。 むしろブドウと呼ばれたりするけど、この独特な彫りが好きで、一本は欲

          SAVINELLI / PUNTO ORO / 121 / KS

          DUNHILL / SHELL / Vest Pocket / 81年

          レストア前 ロット売りに紛れ込んでいた、購入時に気づかなかったお宝その2。 珍しいダンヒルのベストポケット。 BCとかのベストポケットは時々見かけるけど、ダンヒルは初めて見た。 しかもシェル。 ベストポケットは、文字通り、ベストのポケットに入るくらいの、小ぶりで携帯性に優れたシェイプ。 オペラとかで正装しても持ち運べる、懐中時計みたいなサイズ感。 全体で円を描く形で、使用時はステムを180°回転させます。 過去レストアしたことがある他社製ベストポケットに比べて、少し小

          DUNHILL / SHELL / Vest Pocket / 81年

          NORDING / grade19

          レストア前 2ヶ月くらい前に、久しぶりに20本くらいのロット売りを買ったものの、忙しくて中々進まず。 まあ年内に仕上がればいいかで遊んでます。 その中の一本。 本命じゃなくて、写真から何の情報も読み取れず、その他大勢として全く意識になかったものの、届いてびっくりしたお宝。 デンマークの巨匠、エリック・ノルディンのグレード19です。 NORDINGは、エリック・ノルディンという人のメーカーです。 ノールディングと呼ばれたりもします。 どっちが正しいか分かりません。 正確な

          NORDING / grade19

          JACONO / queen

          レストア前 イタリアの作家、Tonino Jaconoのクイーンです。 ジャコノ、じゃなくて、ヤコノ。 SER JACOPOがサージャコポじゃなくてセルヤコポと読むのと同じ。 イタリア読み? トニーノ・ヤコノさんは、1981年に、カラブリアのブライヤー工場で働く義父に誘われて、義理の弟と3人でパイプを作り始めました。 義父がコネを生かして良質なブライヤーを手配し、義弟が成形し、トニーノさんが仕上げと販売を行なっていたそう。 でもこれは1年半しか続かず、その後1983年に

          JACONO / queen

          SAVINELLI / Estella / HAND MADE

          レストア前 イタリアを代表するファクトリー、サビネリのエステラです。 サビネリは1876年に小さな喫煙具ショップから始まった、世界有数の大メーカーです。 大規模工場による大量生産で世界中を席巻し、どこにでも置いてあります。 中古市場のロット売りにも良く入ってます。 完全に独断と偏見による個人的なイメージですが、イギリスならBBB、フランスならchacom、デンマークならstanwell、日本なら柘とかが同じカテゴリな感じ。 だいたい最初の2〜3本は上記のどれかを買う人多

          SAVINELLI / Estella / HAND MADE

          RADICE / RIND

          レストア前 元CASTELLOにして元Caminetto、ルイージ・ラディーチェによって立ち上げられたRADICEのアップルです。 ↑は、もう無くなったBARKというシリーズでしたが、今回はRIND。 多分ラスティックの中で一番安価で、一番スタンダードなシリーズです。 ぶっちゃけ普通なので、そこまで欲しい!って感じではなかったんですが、ダメ元でかなり安い金額で値下げ交渉出したら、そのままOK出ちゃって購入。 でも、送料税金が本体と同じくらいかかって、結局そこそこの金額に

          RADICE / RIND

          DUNHILL / RED BARK / 60 / 73年 / ④R/B

          レストア前 ダンヒルのレッドバークです。 もうダンヒルはあんまり集める気無かったんだけど、訳あり品が安く落札できそうだったのと、グレインが面白そうだったので。 レッドバーク持ってなかったし。 RED BARKは、要は赤いシェルです。 72年に、タンシェル以来20年ぶりに新シリーズとして発表されました。 んで、翌73年に黒いスムース(ドレス)、79年82年に新色濃茶のブラスト(カンバーランド)、スムース(チェストナット)が相次いで発表。 つまり、こういうこと↓    ス

          DUNHILL / RED BARK / 60 / 73年 / ④R/B

          Custombilt / ORIGINAL / 627

          レストア前 ドリルでゴリゴリ削った、太いライン状の彫りが特徴的なアメリカのメイカー、CustomBiltです。 一部にコアなファンを持つカスタムビルトですが、個人的には地方のお土産屋さんにある民芸品みを感じて好みじゃない。 が。 この個体は細かいラインがたくさん入ってるせいで、ブラストっぽくも見えるのが気に入りました。 また、ちょうど、ホークビルみたいにシャンクがボウル上方にあるシェイプって煙道位置どうなってんの?中間煙道?と気になってた所だったので購入。 カスタムビル

          Custombilt / ORIGINAL / 627

          BARLING'S MAKE / 5179

          レストア前 バーリングのラスティックです。 ↑のバーリングと同じ、4桁ナンバーのブロック体バーリングで、Ye Olde WoodとかTVFとかの刻印が無い生バーリング。 62年あたりの家族時代末期だと思います。 にしては割高だったのですが、ブラストに惹かれて、えいやで購入。 深っか! オールドダンヒルより深いんじゃねっていうブラスト。 もう穴開くよってってレベル。 家族時代のバーリングは、樹齢100年以上の長期間空気乾燥された高品質のアルジェリアンブライヤーを使用して

          BARLING'S MAKE / 5179

          Becker & Musico / M / f

          レストア前 日本の一部web界隈でなぜか流行っているmusico。 なんで流行ってんのか分からんけど、そんな言うなら一本は欲しいと思っていたものの、後述するあれこれでそこまで食指が動かず。 なので、そこまで予算かけるつもりもなく。 が、予算内で安いの出てたので購入してみる。 流行っているmusicoは、「FOUNDATION by Musico」。 今回入手したのは、「Becker & Musico」。 最初は「Becker & Musico」だったのが、代替わりのタイミ

          Becker & Musico / M / f