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【ビジネスアスリートコーチのロンドン出張🇬🇧】Google、Spotify等と協業している、大都会の中で気軽にカウンセリングやセラピーを受けられる"Self Space"が最高だった

ロンドンに、"意欲的な個人と企業が持てる力を最大限に発揮できるよう積極的に支援することで、メンタルヘルスに関する文化を前向きに変革する"をビジョンに掲げるスタートアップがあるのを知っているだろうか。

それが、Self Spaceだ。

■Self Space

Self Spaceは、オンラインもしくはロンドン内にある4つの実店舗(Kings Cross,Soho,Shoreditch,Borough)でプロのセラピストからセッションを受けられるサービスだ。

「メンタルヘルスケアは、危機的な状況になってから受けるものではなく、誰もが日常的に取り入れられるものであるべき」というHPの言葉に惹かれ、調べてから潜入することにした。

■サービス内容

個人(To C)向けには、
①1対1のパーソナルセラピー

②スーパービジョン:セラピストやセラピー関係者がフィードバックを受けられるセッション

③カップルセラピー:カップル向け。

④学生:学生向け。学割あり

⑤NHSディスカウント:🇬🇧の国民保健サービスに加盟してる方向け

5つのうち1つを選び、30分〜50分のセラピーを受けられる。(個人の課題によって2時間対応も可らしい)

個人向けのサービス以外にも、企業向けの研修プログラムや、デジタルコンテンツを通じた啓発活動など、さまざまなアプローチで支援を展開しており、Google、Spotify、Stella McCartneyなど、グローバル企業との協業実績も。

■創業者



セラピスト、マネージャー、ファシリテーター、ライターと幅広いキャリアを持つChance Marshallと、子供向けテレビ番組の司会者からセラピストへと転身したJodie Cariss。異なるバックグラウンドを持つ二人が出会い、メンタルヘルスサポートの在り方を根本から変えようと立ち上げたのがこのSelf Spaceとのこと。

2人の画像はHPより抜粋


たまたまKings Cross周辺を歩いていたときに見つけ、創業者のJodieがたまたまカメラマンをつけて取材をしていたのもあって目に止まった。

■店舗外観(Kings Cross店)

Kings Cross店の外観
Kings Cross店の正面

この時は「カウンセリングのセッションがないと入ったらアカン」と思っていたのと、室内でインタビューが始まりそうだったのでそのまま帰宅した。

がしかし、翌日の朝に気になって仕方がなくなり(笑)、パディントン近くのホテルをチェックアウトし、パディントンから最も近かったSoho店にLimeを20分弱走らせて到着した。

■店舗外観(Soho店)

 
Soho店のドア。かわいい
セラピストがあなたを歓迎しているよ〜と書かれてる

僕が受付にいるお姉さんに

「僕は日本でメンタルコーチをしていて、日本にはここみたいなカジュアルで洗練されたプロのセラピーを受けられる場所がなくて、思わず感銘を受けてKings CrossだけじゃなくSohoにも来ちゃったんだよ。🤣」

と伝えると、彼女が嬉しそうに

「Oh~ホンマでっか!もちろん入っても大丈夫やで!」

と言ってくれたので、念願の入室!!!笑

入口すぐにあるクライアント用の待合室が👇。

■待合室

セラピストがセッションで時々使うカードが可愛かったし質問内容が示唆深いし記念にと思い、購入。

外から室内に入る動画を撮ってもいいか聞いてみると、

なんと彼女が

「今セラピーをしている部屋に1つ空きがあるから、案内できるよ」


と特大サービスをしていただいたので、実際のセッションが行われている部屋に潜入することができた。

その様子がこちら。

■Soho店のセラピールーム


👆のショート動画にあるように、セラピールームは少し薄暗く、豆電気がいくつか置かれていて、ドライフラワーや観葉植物、布が使われたクッションなどがあり非常に快適だった。匂いはあまり感じられなかった。

ここでセラピストに対して今感じているモヤモヤや悩みを30分〜50分ほど聴いてもらう。

■セラピー料金(1ポンド=190円として)

⚪︎50分の個人セッション:
£90 → 約17,100円

⚪︎30分の個人セッション:
£65 → 約12,350円

⚪︎カップルセッションの料金は:
£110 → 約20,900円


■感じたこと

書籍『コーチングのすべて』では、ヨーロッパ企業の90%はコーチングを導入している、と書かれていたので心の課題についてプロに話すことはかなり文化的にオープンで当たり前だと思ってたけど、受付のお姉さんと話す限り「タブーではないけど、オープンでもない」という感じだったことが興味深かった。

ロンドンに2.5日ほど滞在しているが、1度も太陽を見たことがない。うつ病の有病率が高い国の1つとしてのイギリスで、

カジュアルで洗練されたオシャレなカフェのような空間×大都会の中

で誰もが気軽にプロに相談できる場所を2018年から手がけているSelf Space。

日本にも遅かれ早かれこうした施設が必要になってくるのは間違いないし

自分ももう少しカジュアルでいいけど、こういう施設のファウンダーや企画者、出資者になりたい、いやなると強くと感じた。

"コーチカフェ大阪"、とかやりたいなと妄想してみたりして。笑

カフェみたいな落ち着く空間で丸みを帯びた家具たちに囲まれてハーブティ飲みながらセッションする、的なね〜

記念にGETしたSelf Spaceのカード
心が潜在的に感じていることにアクセスできる問いが50個ほどある。


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■体験セッション希望者(毎月3名限定の募集です)

■体験セッションでやっていること(ご希望によりこの認知科学コーチングのセッションをしないことも可能です)


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