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最近の記事

1億総中流では0点は生まれないが、100点も生まれない(当たり前)

1億総中流とは、日本国民の大多数が自分を中流階級だと考える意識を指す。 つまり僕は社会全体に中流という意識の遺伝的アルゴリズムのようなものが働いていると仮定する。 各個人の適応度は中流かどうかで評価される。 適応度に基づいて、次世代の生成のために個人が選択される。高い適応度を持つ個人ほど、選択される確率が高くなる。 選択された個人のペアから新しい子を生成する。 コンピュータの場合はこの先に、突然変異により、新しく生成された個人の遺伝子にランダムな変更が加えられて多様性が維

    • HHC規制とその後のイタチごっこから見る文化形成の重要性

      ※違法薬物や、あらゆる向精神物質の所持、使用を勧めるものではありません。 HHCという大麻にごく微量存在するカンナビノイドが2021年末から流行し、2022年3月には規制され、その後も数々のあらゆるカンナビノイドが日本中で流行したが、イタチごっこのように販売と規制を繰り返した。 HHCは日本のみならず、大麻が規制されている他の国でも販売されており、脱法大麻的な位置付けとして嗜好されている。 問題は、僕の観測する限り、日本では酷く乱用されてしまい、社会問題にまで発展した点

      • 紙の本を読むなんて正気の沙汰じゃない

        人類の紙の本に対する執着に違和感があり、古い習慣から脱却できていないのではと思う。 Kindleは2007年にスタートしたらしいが、それから17年が経過して時は既に2024年。 「紙の肌ざわり」や、「ページを捲る感じ」が良いと聞くが、本はテキスト情報をインプットするツールでしかないと思う。 芸術作品ではなく、単なる道具なので最大限効率化させる方が生きやすいと思う。 できるだけKindleに集約させて、後から見返したり、検索できるようにすることが最も効率的な本の使用方法で

        • チベット死者の書

          「チベット死者の書」というチベット仏教の仏典を読んで感じたこと。 勝手な理解で恐縮ですが、輪廻転生が前提で、生きることは苦しく、そこから解脱することが目的。目的達成のためには、死ぬ際に3つの方法がある。 1 死ぬと現れる眩しい光を直視する 2 死ぬと現れる欲望の幻想に惑わされない 3 生前のカルマによって生まれ変わり先が決まる 1の眩しい光とは、真理そのものであり、準備ができていないと真理を受け入れることは難しい。 (現実を受け入れるのは痛みを伴うこと) 2の欲望の幻

          砂糖と脂が諸悪の根源

          砂糖と脂で得られるドーパミンが、中長期的な目標や課題にアプローチした際に得られる満足感を諦めさせているんではないかという僕の説。 Naval先生は“The modern devil is cheap dopamine”(現代の悪魔は安価なドーパミン)とツイートしているように、安いドーパミンは悪魔らしい。 ※Naval先生=Naval Ravikantはアメリカの起業家兼投資家 都心、ショッピングモール、文化的イベント、映画館、どこに行っても砂糖と脂あり。 売る側も、「

          砂糖と脂が諸悪の根源