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JIVEっとく?

JIVEというコーラスグループがあって、私は大ファンなのである。
最近、CDが再発売されているようだ。

1990年代前後に活躍しており、このコーラスに心から惹かれている。特に、このカシオペアとのコラボは最高にカッコいい!

なぜ、私はJIVEが好きなのか……。私は音楽で好きなのは洋楽ならばtake6やafetr7などのコーラス/R&B系で、邦楽は完全に久保田利伸である。toshiの『Cry On Your Smile』なんて死ぬほど聞いているが(どうでもいいけど、CDの音源よりも昔のTV番組とかの音源とかのほうが良かったりしますよね)、やはり音楽はこの時代の曲が好きなのかもしれない。

そして、この動画のバックステージに浮かび上がる星空、その星空は、作り物めいているが、まさに幼心そのままの星空である。

JIVEや、take6の声の調べは、私に郷愁を与えてくれる。懐かしい、という感覚は、小説にも大切だが、音楽も同様だ。
take6の『I will Always Love You』。ホイットニー・ヒューストンの『ボディガード』を思い出すが、私にはこの歌声が最高だ。
そして、SUBARUインプレッサのCMである。

1994年のCMなので、私は当時8歳か9歳くらいだが、どうしてだろうか、このCMを観る度に、私は私の天上へと連れて行かれる気がする。ちょうど、このCMがだんだんと天へと昇っていく演出だから(今ならば、ドローンでスムーズにいけそうだ)、ということもあるだろうが、彼らの声である。声は、神に通じている。
このCMを当時実際に観ていたのか、いや、観ていないはずだ。このような感覚は、昔の雑誌を読む折にも与えられる。古書で手に入れた1990年代の雑誌、そこに掲載された様々な広告は、私にデ・ジャヴを与える。私は、この時代を生きていた。だから、この観たこともない、見たこともない、聴いたこともない曲にすら、その同時代の息吹を、血潮として感じている。

『FINAL FANTASY』シリーズの作曲家、植松伸夫氏が、以前語っていた。様々な作品は、作品の持つ形態ごとに、感情をピークまで持っていく時間が異なる。映画には映画の。小説には小説の。短歌には短歌の。歌や音楽は、数分で、聞くものの感情をピークまで運ぶ。
Jiveの曲も、take6も、はたまた久保田利伸の曲も、その言葉の通りに、私を幼かった頃へと一瞬で運んでくれる。大人のままで、少年の思い出のそばへと、連れて行ってくれる。

ちなみに、You Tubeにはないけれども、このCM集の18:10〜のハウス・カリー・ザ・ホットの三上博史さんの出演しているCMの、JIVEの『Your My Angel』は名曲であり、最高なので、サビだけでも是非(CDはAmazonで買えるよ!)。その一つ前のアーバネットのCMのジングルもいいね(ABCハウジングのジングルみたいな、バブル感があって大好き)。


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