夢を叶えない方法
まえがき
マイブックって、ご存知でしょうか?
新潮文庫から出ている365日ダイアリーで、ただ日付が書いてある白紙の文庫ノートです。
今年の1月1日から毎日書いているのですが、書き続けているうちに、夢や目標が叶わない方法がよくわかってきました。
そんな夢や目標が叶わない方法について、今日は書いてみたいと思います。
日々の感情に流されて生きる
1月からの日記を読み返してみると、日々の感情の移り変わりがよくわかります。
この人にあんなこと言われて嫌な気持ちになった、
本当はこうしたかったけれど、できなかった、
こんなニュースがあってがっくりした、
などなど、、、。
もちろん前向きな気持ちも書いてはいるのですが、いかに人間が感情に左右される生き物かと
それも自分の言葉で書かれていると説得力があります。
当たり前のことなのですが、目標や夢を叶えたければ、そのことが一番最初に来るべきで、
ほかの感情に囚われている時点で、あんまり本気じゃないのだなと気付きました。
人は何か大きな目的や誰かのための行動をしていたら、愚痴や文句なんて言ってる暇ないですし、そんなことしているくらいなら、何かできることを続けているものです。
阪神タイガースが今年優勝しました。
個人的には、岡田監督やメンバーの努力やスキルはもちろんですが、奇跡のバックホームで書籍化された横田慎太郎さんの影響が大きいように思えました。
たまたま病院のテレビで話を知ったのですが、難病にかかってしまい、目が見えないまま、引退試合に出場、センターフライをバックホームして、走者をアウトにした横田さん。
その姿をあらわして、奇跡のバックホームとタイトルがつけられています。
横田さんは阪神タイガースを退団したあとに、生きることについて講演会を続け、他の人の役に立ちたいという一心で、生き続けました。
そんな彼は今年の夏頃、亡くなる前に、今年阪神優勝しないかなと普段言わない言葉を口にしたそうです。
その言葉が阪神タイガースの選手に届いたのかはわかりません。
ただ、横田さんと同期の選手もレギュラーメンバーとして在籍されており、優勝した際に、横田さんのユニフォームを掲げられた写真を見て、きっと横田さんを想う選手たちの強い気持ちが、プレーにも現れ、優勝につながったのではないかと思いました。
話はずれましたが、目標や夢に対して、眉唾なイージーな気持ちではなく、どれだけ真摯に向き合えるかがポイントだと思います。
日々の感情、それもどうでもいい感情に流されていたら、目標や夢は達成できないでしょう。
目標達成のために時間をつかわない
日記をつけていると、日々の時間の使い方もみえてきます。何をじぶんがその日にやったのかは嘘をつけません。仕事ばかりして、夢や目標をやらず、日々を過ごしていたら、それは何かを達成することはできないのです。単純なことですが、時間配分を目標達成のために使ってないとしたら、もちろん目標達成できません。あたりまえのことですが、目を隠さずに、日記を振り返り、気付かされたことです。
振り返り時間を持たない
感情に流されて日々生きる、そもそも目標達成のための時間を割かないという2点をあげました。
もう一つ、これじゃ夢や目標なんて叶わないと思った自分の癖は、振り返り時間を持たないことでした。
何かやばいことにきづいたら、改善する必要があります。改善することは、時間をとって、腰を据えて、日々の中で振り返ることが必要です。
日々の言葉を見て、いかに自分が、改善するためのアクションをとっていなかったか。よくわかりました。
振り返り時間をとらず、何も改善せずに、行動し続けること。これもまた、夢や目標を叶えない方法です。
おわりに
そもそも夢や目標を叶えることが当たり前なのでしょうか。本末転倒な話になりますが、アメリカのドリームカムトゥルー、ドリカム!ではありませんが、それが全てではないとも思っています。
だから、夢に対して焦っている人には、そもそも本当にやりたいかよく考えてもらいたいです。人が言ってるから、世間がこういうことを期待してるからってことばかりを追い求めると、毎日がつまんなくなります。それでは、本末転倒なのです。
今日は目標や夢がある人にとって、避けた方がいい、叶えない方法について書いてみました。
ですが、その前に、そもそも自分が立てた目標や夢がワクワクするものなのか、借り物なのか、その点についても考えていただきたい。そんなふうに思っています。
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