【イベントレポ】8/31開催 東京ディープチャイナのトークイベントに行ってきました
8/31(水)、池袋ジュンク堂にて開催された「新版 攻略!東京ディープチャイナ〜海外旅行に行かなくても食べられる本場の中華154品」の刊行記念イベントに行ってきました!
いま、池袋北口エリアは”一歩あるけば中華の店が見つかる”というくらい、たくさんの中国語で溢れかえっています。
そしてここ数年、本格中華の代名詞となっているワード
「ガチ中華」
近頃はTVでも取り上げられたり、ブームの勢いを感じますね〜。
今回のイベントでは、東京ディープチャイナ研究会代表・中村 正人氏がガチ中華の誕生とブームの背景について解説。
ディープなガチ中華のさらにディープな情報を聞くことができました。
メモもかねて、印象的だった話を中心にざっくりレポート。
〔イベント概要はこちら〕
8/31(水) トークイベント
会場は池袋ジュンク堂の4階にあるイベントスペース。
平日にもかかわらず定員の7〜8割ほど埋まってました。
そして中村氏が入場、着席後スクリーンを使い
中村氏のプロフィール
東京ディープチャイナ研究会の活動内容
などなど。
そして本題へ。
「ガチ中華」とは何か
ガチ中華とは…
【海外から日本にきた中国圏のひとたちが提供している料理。これまでの中華料理とは違う、自分たちの好みに合わせて提供される本場の味。】
日本人の舌に媚びない、故郷そのままの味。
日本料理も海外に行くと現地好みに寄せたりしますし、異国で地元の味が食べられるのはうれしいですね。
続いて、ブームの背景や、ガチ中華ではどんな料理が食べられるのか解説。
こちらの内容は書籍やサイトでも読めますので割愛。
見ごたえ抜群なので、ぜひ東京ディープチャイナの本をご覧ください〜。
新版 攻略!東京ディープチャイナ
東京ディープチャイナ公式サイト
ジャンルだけでもこんなに。
個人的には新興ビジュアル系がめちゃ好み。
以下、時系列あやふやですが、
印象にのこった話を抜粋。
「ガチ中華」をすべて網羅してるサイトはあるか?
ガチ中華は出退店のサイクルが早く、すべてを把握しているプラットフォームはいまのところ見当たらないとのこと。
気づいたら別の店になってる…なんてことしょっちゅうですね。
日本在住の中国人は、SNSなど自分たちのコミュニティで情報共有しているようです。
「ガチ中華」は中国人のビジネス
個人的にこの話がめちゃくちゃ面白かった!
「いまの世代の中国人は、日本に飲食をやりにきているのではなく、ビジネスをしにしている」
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80年〜90年代のころの中華は、
当時来日した世代(第1世代)が飲食業として中華料理を日本でも展開
広東料理をベースとし、現地化したもの
昔の中華といえば、なんとなく高級中華や飲茶のイメージ。
それが時を経て、近年(第3世代)では、
もともと別の事業をしていた中国人が、日本での共同ビジネスとして中華のお店を始めるケースが多い
さまざまな新業態にチャレンジしている傾向
たしかに!
ガチ中華は地域も種類も幅広く、いままで見たことない料理がたくさん…。
そして実際の出身地とは別の地域の料理を提供するお店がわりと多いです。(福建出身のオーナーが四川料理の店をやる、など)
2つの時間軸
「30年間デフレ化にある日本」
「40年間右肩上がりの中国」
という2つの時間軸をもつ彼ら中国人経営者は、コロナ禍を「ピンチはチャンス」ととらえ、逆張りのメンタルで出店を加速。
コロナで飲食店が打撃をうける中、攻めの姿勢で、小資本でできる飲食ビジネスを次々と展開しているようです。
”一歩あるけば中華のお店が見つかる”背景には、こんな理由があったんですね。
「ガチ中華」の背景や文化を知ることで、ますますお店探しがおもしろくなる、とてもディープなイベントでした。
今後どんな「ガチ中華」がでてくるのか楽しみです。
「ガチ中華」未体験の方は、ぜひ池袋北口へ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おいでよ池袋北口🦉
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※ こちらのイベントは2022年8月31日に開催されたものです。
※ 表現ミスや解釈の相違などございましたらDMよりご指摘いただけますと幸いです。
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