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最近、家にいる時間をどう使えばいいか考えていたのですが、仏教からの学びをアウトプットしていこうと思います。

仏教に興味を持ったのは、高校の倫理の授業でお釈迦様が教えられたのはいつでもどこでも変わらない真理と書かれていたことからでした。そのときは受験に必要ない科目だったので深く勉強する時間はなかったのですが、大学に入ってから学ぶようになりました。

仏教には「なんのために生まれてきたのか」ということが教えられています。

「なんのために生まれてきたのか」と聞くと、それは「健康で長生きするため」「有名になるため」「温かい家庭を築くため」「何かを成し遂げて認めてもらうため」、、、など、人それぞれ思い浮かべますよね。

ところが、「生きる目的」という言葉は、人生の目的とも言われこのように定義されるそうです。

1、「すべての人に共通している」
2、「たった一つ」
3、「いつ人生の終わりがきてもこれ一つ果たしたら悔いなしといえるもの」


1、「すべての人に共通している」
日本人だけではなく、アメリカ人も中国人もヨーロッパの人もその他どの人種でも区別がなく同じということです。また、現代の人だけでなく、いまから何年千前の人も、これから何万年後の人も同じということです。つまり、人間として生まれてきた目的ということです。

2、「たった一つ」
生きていく中で変わっていくもの、たとえば大学合格すること、資格をとることなど、こういうものは時間とともに変わっていきます。人生は生まれてから死ぬまでの間のことなので、この人生で果たす目的なので生涯変わらない、たった一つということです。

3、「いつ人生の終わりがきてもこれ一つ果たしたら悔いなしといえるもの」
レストランに入る目的は食べること。おいしい食事ができればいつ店をでることになっても満足です。自動車学校に入るのは免許をとるため。免許がとれれば卒業しても悔いないです。人生の目的も、このために生まれてきたといえるものを果たしているのでいつ死がきても悔いなしといえるということです。

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その視点に立つと、先ほど紹介した「健康で長生きすること」や「有名になること」などは生きる目的と言えないですよね。人それぞれ異なるものは「生きる目標」と言われます。もちろん「生きる目標」は生きる上で、とても大事でないと生きていけません。生きがいであり、モチベーションになり、支えであり、これがあるから生きることができます。では、そうやって生きていくのは何のためか?

この生きる目的と生きる目標の違いをハッキリと教えられたのが仏教なのですね。

何のために生まれてきたのか、限られた人生なんのために生きるのか、苦しくても生きねばならないのは何のためか。これが生きる目的で、仏教にはそのこと一つが教えられています。

では、その人生の目的とは何か。次回に書きたいと思います。

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