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いまさら気が付いたこと

11月20日に提出したレポートの結果が返って来てしばらく落ち込んでました。
TX 地域藝術実践1 A
TR 博物館資料保存論 C
TR 博物館概論 D
TR 博物館生涯学習概論 D
資料保存論は夏期にDだったものを書き直して提出、前回よりはましになっているとのこと。ただ、いろいろと指摘されてます。
多く出さない分気を付けて書いたつもりがぜんぜんだめでした。
2本が落とされた理由の一つ。論文の文体でないこと。
これまで他の科目でそこまで厳しく言われてこなかったので
そんなに重要なことだとは考えてもみなかったのですが、
博物館関連科目は資格試験の性格もあるし
いずれ論文を書くという前提で見られているのだと思いました。
11月5日に写真コースで論文についての特別講義がありました。
そのなかに「普段文章を書きなれている人が犯しやすい間違い」という項目があって、まさにご指摘のとおりだったのです。
専攻や担当する先生によって求められるレベルは変わるわけですが
それでも押さえておかなければならないことはあるわけで。
この話を提出前に聞けていればなぁと思いました。
まあ、落ちて身に染みたからこそわかる話なのかもしれませんが。

文芸コースで書く小説やエッセイはある程度自分の好きに書けるものですから、ついついその調子で書いてしまいがち。前期提出のときもアートライティングのクリティカルエッセイ(随筆ではなく論文に近いもの)だけは論理や文体にかなり気を付けました。
それでも前後に違うものを書くとうっかり引っ張られてしまうので大変でした。なので、今回は博物館関連のみに集中したつもりだったんだけど、結果は惨敗です。

もう一点、自分の視点がない、という指摘について。
電子掲示板のころから、こういったものに書いているわけですが
うかつなことは書けない、と思っています。
自分のところでもよそで起きたトラブルでもとにかく嫌なものですし
なるべく避けてきた結果が事実のみを書くとか、あたりさわりのないことを書くとか、そういった習慣が染みついている感じがします。
論文にはアーギュメントが必要なわけで
あたりさわりのない文は論文になりえません。
私の問題は向こう側にいる見えない他者への恐怖なのかもしれないです。

論文を提出するのはSNSとは違うわけだから思い切って書かねばなりません。さて、冬期の準備をしなければ。

#今年学んだこと

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