忘れられない恋
みなさんはありますか?
忘れられない恋愛。
巷ではよく、過去の恋愛について男女別に
男の人は「名前を付けて保存」
女の人は「上書き保存」
っていいますよね。
本当のことなのかは別として、
こういう表現法方、面白いなーと感じます。
ちなみに私は上の考え方でいうと、
男性脳のようです。笑
とは言いつつ、
もちろん上書き保存している部分もあります!
例えば過去の恋愛の苦い記憶部分とか…
でも総体的にみたら、「名前を付けて保存」派です。
あっ…総体的とは言いましたが、
私は恋愛経験が多くない方なのでご承知置きを。
今日は私の頭にまだ記憶されている
印象深い思い出を紐解いて、
少し書いていこうと思います。
場面はドライブデートの帰り道。
首都高を走っていたときだったかな、
日も暮れかかったマジックアワーのような最高の景色の中、
※「マジックアワー」って素敵なので、
ぜひ検索してみてほしいです。
高層マンションのたくさんの窓に
ぽつぽつと明かりが灯り初めているのを見て、
私は首を横に、車窓から眺めながら
『こんなにたくさんの窓があってやっぱり都会はすごいねぇ~。
…
この窓の向こう側にはひとつひとつ別の生活があるんだよね。それも面白い。』
と、一人言みたいに言ったんです。
すると彼は運転しながら、
「えっ!」と。
そう言ったと同時に
私の膝の上にある手を握ったんです。
普段そんな急に手を握ってくるような人ではないから
キュンとするより先にびっくりしました。
そして、
前を見ながら、
一人言を言うように、嬉しそうにそう口にしていた。
その、その瞬間のやりとりで、
『あぁこの人とお付き合いできていてしあわせだ』
って、とってもとってもほんわかした
気持ちになったのを覚えています。
自分の頭の中の景色と、
相手の頭の中の景色が一致したのかな。
もう3~4年前のことなのに
まだ鮮明に覚えているし、
時々思い出しては少しだけときめく出来事です。
世の中にはたくさんの人がいる。
すれ違うだけの人
学校が同じになった人
同じ職場になった人
同じ空間に居るけど話しはしない人
実は自分の周りには、
書ききれない程たくさんの種類の「人」がいる。
人の数だけ感性もあるはず。
受け取る側によって、物事の見え方は変わってくる。
良くも悪くも、
世の中の全てのことに共通することかなと思う。
私が好きな言葉のひとつです。
水というものひとつとってみても、
その人の状態や、必要性などに沿って
見え方や意味合いが変わってくる。
気になった方はぜひ、
言葉の意味をもっと調べてみてください。
私もこの後改めて辞書引こうと思います。
って、話が横道に流れましたが…
こうして数知れぬ
考え方や捉え方のある世の中で、
同じ感覚の彼にたまたま出会い、
お付合いができていたこと
しあわせな思い出になりました
と、何年か後にこうして思う日が来たので
この回に記しておきました。
当時は悩みも多々あって、
愚痴のひとつやふたつ
言ってしまったかもしれないけれど…
こうして後になって振り返ったときに
大概のことは良い思い出になるはずです。
これを読んでくださった人にも
温かい思い出がぽつりぽつりと降ってきますように。