ライティング・セラピー|tomomi

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はじめまして。ライティング・セラピーのセラピスト tomomi です。書くことで心と体を整え、自分らしく幸せな毎日を送るヒントを綴っています。 instagram、Youtube 再スタートしました。お気軽にフォローお願いします。

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最近の記事

「差」と「違い」の違い

ある雑誌で紹介されていた時に見て気になっていた「消費される階級」を読んだ。エッセイのようにサラッと読めて、気がつくと、社会問題や、いろいろについて考えるきっかけになっていた。ズバッと言い切ってくれる爽快感。でも、優しさがあって、決して人を傷つける書き方ではない著者の文章を読んで考えたこと、思ったことを書いてみる。 日本の階級意識をあぶり出す21の視点帯にこう書いてあるように、様々な「差」について書かれていて、読み手は考えさせられる。 上下差への欲求はダメなものとされ、表面

    • 10年越しで好きになった人

      読書好きでなくても 吉本ばななさん、と聞けば知っているほど 有名な作家さん。 実は、10年前ほどは どうしても好きになれない作家さんだった。 独特な文章や世界観で 読んでいても、どうしても理解できず 何冊か読んでもダメだった。 どんなめぐりあわせなのか 参加しているコミュニティのbook clubで 吉本ばななさんの「下町サイキック」という小説が 課題図書となり、10年ぶりに彼女の本を開いた。 読んでいてその面白さに魅了された。 今まで理解できなかった外国語の本が

      • 「当たり前」を考える

        これが「普通」 これが「当たり前」と言われることに 小さい頃から疑問を持ち とことん考えてきた 考える力は育っていく一方で 反抗的だと言われたり 人間関係でうまくいかないことが多かった そんな経験を通して今、思うのは 「普通」とか「当たり前」について 考えるのもいい、考えないのもいいということ 世の中の不条理や 不公平だと思うことを 片っ端から取りあげて考え続けるのはしんどい 「考える」と「考えない」のバランスが 私にとって必要そうだ

        • 2025年の手帳がきまった!

          来年の手帳はもう決めましたか? 私は毎年、いろんな手帳を見比べて あれでもない、これでもないと かなりの時間をかけて手帳選びをしています。 この記事では、来年の手帳をどれにしたのか、どんな基準で選んだのか。そして、これまでの手帳と、これからの手帳の違いについて書いていきます。皆さんの手帳選びの参考になりますように。 バレットジャーナル(2020年~2024年)2020年から2024年までは、バレットジャーナルと呼ばれる手帳術でオリジナル手帳を作っていました。 小さい頃

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        • 手帳
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          「そもそも」について考える

          「そもそも交換日記」という本を読んだ。   1冊の本に、これだけ多くの付箋を貼ったことがあっただろうか。「そうそう、それが言いたかった」という箇所や、「なるほど、そういう視点があったのか」と考えさせられる箇所など、とにかく付箋を貼るのに忙しかった。   1冊の本を読むときに、通常なら2、3時間あれば読み終えてしまう。でも、この本は少しずつ少しずつ読み進めて、気づけば読了までに数か月を費やしていた。   紹介したい部分がたくさんあるのだが、ここでは一例だけ。 その人らしさマヤ

          「そもそも」について考える

          夜中のしりとり

          寝る前にスマホやパソコンなど、 ブルーライトを見ないほうがいい。 わかっていても、ついつい見ちゃう。 そう思っていたある日。 就寝したい時間の15分ほど前に、電気を消すようにした。 でもまだ眠くない。 さて、どうするか。 隣にいる夫もまだ眠たくないようで。 しりとりをすることにした。 昼間に娘を含め、 3人でしりとりをすることはよくある。 夫と2人では初めて。 寝たい時間の15分前に始めたしりとり。 5分ほどで、私は眠りの中。 翌朝、とてもすっきりと目覚めた。

          共通点ってこれだ!

          考え方エキスパートのtomomiです。 たいそうな肩書つけちゃいましたが、人の考え方を聞くのも好き。自分の考え方をアップデートしていくのも好き。日々、いろんな体験をしたり、いろんな情報に触れる中で、「この考え方、いいな」「見習いたいな」「こういう考え方をすれば、もっと生きやすくなりそうだな」ってものがたくさん見つかります。研究者肌なので、好きなものや興味のあるものって、とことん研究するんですよね、私。   そんな研究をいろんな人にシェアすることで、聞いてくださる皆さんの悩み

          No と言える生き方

          何でもイエスと言ってしまって ノーと言えない。断れない。 そんな悩みをよく聞く。 私自身もどちらかというと イエスマンで生きてきた。 それなのに、いつからか 「Noと言えてすごいですね」 「Noってなかなか言えなくて」 とよく相談されるようになった。 確かにNoと言えるようになっている。 イエスマンだった私が ノーと言えるようになったプロセスを 書き綴ってみようと思う。 イエスマンだった頃人から何か頼まれると、イエスと答えてばかりいた。断ると相手が不機嫌になる。

          third place サードプレイス

          今日は朝から、ある人と数時間、話をしていた。 友達というより、もっと何かある。 そこで思ったのは「サードプレイス」。 スターバックスの創業者は 家庭でも職場でもない 第三の場所(third place サードプレイス)として スターバックスを位置づけた。 サードプレイスの意味を調べてみると こう書いてあった。 私にとって、その人は「サードプレイス」の存在だ。 毎日、顔を合わせたり、連絡を取り合うわけじゃない。 それぞれの人生を送りながら、適度な距離があって たまに連

          好きなものを思い出す時間

          私の好きなもの。 見つけたはずだったのに ・忙しいから ・優先順位が高くないから ・もっと他にやることがあるから そんないろんな理由で 遠ざかっていた手帳の時間。 週末に家族で出かけて 新しい体験をするのは楽しい。 でもやっぱり月曜日には 一人でほっとする時間が私には必要。 久しぶりに手帳の時間をたっぷりとってみた。 MDノートで作る手帳MDノートのドット方眼をバレットジャーナルとして使っています。夏から使い始めたこのノート。100円均一で見つけた「ちぎり絵」で娘

          好きなものを思い出す時間

          人間関係の悩み

          親子関係、人間関係がうまくいかない。 そんな悩みを一人で抱えていませんか? 昔は人との心地よい距離感が分からず苦労した。 何年も「自分を知ること」を続けてきて やっと人間関係の悩みが減ったなと感じている。 それでもときどき顔を出す悩み。 だって人間だもの(相田みつを?) 生きている限り、きっと悩みはなくならない。 悩みの中でも人間関係の悩みが一番多いともいわれる。 悩みが勝手にどこかへ吹き飛んで行くのを待つんじゃない。 見て見ぬフリをするのではない。 フタをして

          心の声

          心の声は、誰かといるときには小さくなる。 ・人と仲良くしたい ・人に認められたい ・見栄を張りたくない ・恥ずかしいことはしたくない ・嫌われたくない そういういろんな欲求が勝つから 自分の心の声を後回しにしてしまうことが多い。 一人でいても、テレビやSNSを見てばかりでは 心の声をかき消してしまう。 自分にとって大切なこと、 自分にとって何が幸せなのか、 生きる意味 そういったものは心の声を聴けばわかるもの。 でも、たった1日、たった1回、 聴いただけでわかるもの

          パートをして失ったもの

          6年間、フリーランス1本で働いてきた。 そんな私が、久しぶりにパート勤務を始めた。 昔、会社員時代に苦痛を感じていた通勤時間が とても新鮮に思えた。 新しい地で新しい景色を見ながら 車で通勤するのは、なかなか好きだった。 仕事が終わってからの帰り道に 仕事モードから気持ちを切り替えるのが簡単だった。 新しい仕事を学んだり 新しい人に会ったりした。 パートを始めて得たものはたくさんある。 でも、失ったもののほうが多いことに気づいた。 ゆっくり流れる時間 手間をかけた

          何もしないのは こわかった

          手の痛みは、私に休むことを教えてくれた。 今まで、仕事や家事をせずに、「休むこと」がこわかった。 みんなが進んで行く中で、自分だけが置いていかれるかも。 人から認めらてもらえないかも。そう思っていたから。 そんな私が強制的に休むことになった。 腱鞘炎とばね指になったのだ。 これまで当たり前のようにできていたことが、できなくなった。あるいは、できたとしても、痛みが出ないように、やり方を変える必要があるため、時間が何倍もかかるようになった。仕事は休んで、家事は家族に手伝って

          何もしないのは こわかった

          答えが出ないとき

          どんなに頭で考えていても答えは出ない。 自分にとって最適な答えを出すには ・動いて体験すること ・感じたことを書くこと この2つのバランスで出ると感じている。 動いて体験すること悩んでいる時って、とまりがち。 考えているようで、 頭の中でぐるぐる同じ思考が回っているだけのことが多い。 そんな時は、じっとしているよりも動くほうがいい。 自然の中で過ごすと、 ハッと答えが降ってくることがある。 いつもと違う空間に身を置くと、 気づくことがある。 誰かと会って話を

          それでいいんだ

          朝、犬の散歩をするときに ポッドキャストを聴いている。 今朝は友達のスタンドFMを聴いた。 当たり前のことについて こんな話をしていた。 何か大きな出来事があると 「当たり前じゃないよなー」って思うのに そんな気持ちを忘れて、 また日々を当たり前のように過ごしてしまう。 イヤフォンでスタンドFMを聴きながら 私は激しくうなづいていた。 当たり前だと思う →当たり前じゃないんだ! →当たり前だと思う →当たり前じゃないんだ! 結局、こういうことの繰り返しを 多くの人