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グラレコ難しい…あ、これって要約力の問題なのか?と考えたハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
今年も週1ペースで、だらだらとnoteをつづっていきます。よろしくお願いします。

ビルドは札幌市でイラストやグラフィックデザインをメインにした作業をしている就労継続支援B型事業所です。
スタッフは、秋田以外全員グラフィックデザイナーとイラストレーターで、福祉の仕事はビルドが初!という人が大半です。
支援の現場では記録と情報共有が大事です。日々の面談のときは話しながらメモを取ったり、あとで振り返ってまとめたり、時には話をした内容を利用者さんに記録として共有したりすることもあります。

という事情もあって、
とある月の職員研修でグラフィックレコーディングをやってみよう!という企画をしてみました。

面談記録を取ったり、利用者さんに共有するときに便利だと思ったから
思考整理の方法を知っておくと視覚優位の利用者さんににも提示しやすいと思ったから
方法論のひとつとしてグラフィックレコーディングのことを知ったのは2020年くらい
ちょうどワークショップがあったので参加してみた
参加したのは清水淳子さんのワークショップ
今日は、そのときにやった入門編みたいなことを一緒にやってみたいと思いますグラフィックレコーディングって?会議の中での人々の議論を、図式や絵などを使ってリアルタイムで可視化する方法。
「グラフィックレコーダー」は会議の場に出向き、耳から聞こえる情報をもとに
議論を1枚の模造紙にまとめていきます。より良く会話を引き出すための道具
考えをぶつけあうステージ
どう情報を拾い上げ、整理したかが見える
研修資料冒頭の説明
大半は、秋田が過去に参加したグラレコワークショップのnoteのまとめですが…

結論は……難しかった…です。

グラレコ練習には、しばしばTEDが使われるので、この時も
新しいアイデアのつくり方
を使わせていただきました。
リンクに映像と文字起こしあるので、内容はそちらでご確認を。

で、この5分の動画をその場で見ながら、わ~~~~っと記録した秋田のグラレコがこちら(走り書きなので字が汚い)。

新しいアイデアを出すと、上司からデータは?と言われて、分析に明け暮れたらアイデアが出なくて苦しかった。しりとり+考えたいことのしりとりをすることで、無限プチプチを思いついた。くだらないことがアイデアにつながるという内容の記録です
新しいアイデアを出すと、上司からデータは?と言われて、分析に明け暮れたらアイデアが出なくて苦しかった。しりとりで出たワードから考えることで、無限プチプチを思いついた。くだらないことがアイデアにつながるという内容の記録です。

お時間ある方、よければ動画見てご確認ください。

はじめて企画した内容だったので改善の余地はあるのですが、初心者に難しかったポイントの一つは
話している内容をその場でまとめて端的に図や絵でまとめること、でした。

聞く・考える・書き出すの同時進行ができない!という感想多数笑。

その場では、いったん文字でメモって、あとからまとめるときに図にするならできそう、ということだったので次回のリベンジでは文字資料にしようかな?と思います。いきなりはハードル高すぎましたね。

さすがグラフィックレコーダーという職業が存在するだけのことはある。特殊技能らしいです。

そもそも面談まとめなど記録の何が難しいのかな?と考えてみたら、要約する力では?と気づきました。
↓これは、おめめどうさんという視覚支援ツールを知った私の感想。

おめめどうのインスタ→

ここでいう視覚支援は、自閉症スペクトラム症(ASD)など言葉や音声の理解が苦手な場合に
言葉+絵などを用いて状況説明をしたり本人が意志を伝えたりするツールという意味で使用しています。

説明したいことを端的に図に表したりするのって、けっこう難しいなあと思っていましたが、そもそも
・何を伝えたいのか
・5W1Hは?
といった部分が曖昧であれば説明できません。

そして、要約でも同じ能力が求められます。

要約というのは、つまり話の中の重要なことだけを簡潔に伝えることです。
要約のトレーニングでは、「誰が」「何を」「どうした」に着目しながらまとめるというところがポイントのようです。

さきほどのTEDの動画でいうと

おもちゃクリエイターの高橋晋平さん(誰が)はアイデア出しを(なにを)するためにしりとりを使いました(どうした)。ランダムな言葉の中から自分が考えたいことを結び付けてアイデアを出す(なにを)ことで、無限プチプチというヒット商品が生まれました(どうした)。

https://www.ted.com/talks/shimpei_takahashi_play_this_word_game_to_come_up_with_original_ideas/transcript?language=ja

という感じかな?

たぶん、この要約を少し膨らませると、先述の秋田のグラレコの意味が分かってくる、はず…です。(伝われ)

なので、次回は「要約」をテーマにした研修を企画しようかな~と思います。

最後に
最近はAIが頑張ってくれるかな~?と思って
最近の投稿をBardに要約してもらいました。

北海道最大のハンドメイドイベント「サッポロモノヴィレッジ」が2023年12月16日~17日に開催されました。ビルドは運営会社の別ブランド「Hootalinqua」として出展し、2日間で23,240名の来場者がありました。

対面イベントの魅力は、お客さんの反応を直接聞けること。何が求められているのかがわかると、創作意欲が湧き、商品やサービスの改善につながります。

ビルドの利用者の中にも、ハンドメイド作家として活動したいという人がいます。機会があれば、一緒にイベントに参加して経験を積んでいきたいと考えています。

ビルドで行っているのは、イラストやデザインから発展したハンドメイドです。今後も細々とイベントに参加していくので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

具体的には、2023年12月28日に開催される「猫と魔法の不思議なキャラバン8」に出展します。

たしかに、あのnoteで言いたかったことって

ビルドの利用者の中にも、ハンドメイド作家として活動したいという人がいます。機会があれば、一緒にイベントに参加して経験を積んでいきたいと考えています。

ですね。うん。

まずは要約する力をつけてから次のステップで視覚化していきたいと思います!


いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。