グラレコ難しい…あ、これって要約力の問題なのか?と考えたハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
今年も週1ペースで、だらだらとnoteをつづっていきます。よろしくお願いします。
ビルドは札幌市でイラストやグラフィックデザインをメインにした作業をしている就労継続支援B型事業所です。
スタッフは、秋田以外全員グラフィックデザイナーとイラストレーターで、福祉の仕事はビルドが初!という人が大半です。
支援の現場では記録と情報共有が大事です。日々の面談のときは話しながらメモを取ったり、あとで振り返ってまとめたり、時には話をした内容を利用者さんに記録として共有したりすることもあります。
という事情もあって、
とある月の職員研修でグラフィックレコーディングをやってみよう!という企画をしてみました。
結論は……難しかった…です。
グラレコ練習には、しばしばTEDが使われるので、この時も
新しいアイデアのつくり方
を使わせていただきました。
リンクに映像と文字起こしあるので、内容はそちらでご確認を。
で、この5分の動画をその場で見ながら、わ~~~~っと記録した秋田のグラレコがこちら(走り書きなので字が汚い)。
お時間ある方、よければ動画見てご確認ください。
はじめて企画した内容だったので改善の余地はあるのですが、初心者に難しかったポイントの一つは
話している内容をその場でまとめて端的に図や絵でまとめること、でした。
聞く・考える・書き出すの同時進行ができない!という感想多数笑。
その場では、いったん文字でメモって、あとからまとめるときに図にするならできそう、ということだったので次回のリベンジでは文字資料にしようかな?と思います。いきなりはハードル高すぎましたね。
さすがグラフィックレコーダーという職業が存在するだけのことはある。特殊技能らしいです。
そもそも面談まとめなど記録の何が難しいのかな?と考えてみたら、要約する力では?と気づきました。
↓これは、おめめどうさんという視覚支援ツールを知った私の感想。
おめめどうのインスタ→☆
ここでいう視覚支援は、自閉症スペクトラム症(ASD)など言葉や音声の理解が苦手な場合に
言葉+絵などを用いて状況説明をしたり本人が意志を伝えたりするツールという意味で使用しています。
説明したいことを端的に図に表したりするのって、けっこう難しいなあと思っていましたが、そもそも
・何を伝えたいのか
・5W1Hは?
といった部分が曖昧であれば説明できません。
そして、要約でも同じ能力が求められます。
要約というのは、つまり話の中の重要なことだけを簡潔に伝えることです。
要約のトレーニングでは、「誰が」「何を」「どうした」に着目しながらまとめるというところがポイントのようです。
さきほどのTEDの動画でいうと
という感じかな?
たぶん、この要約を少し膨らませると、先述の秋田のグラレコの意味が分かってくる、はず…です。(伝われ)
なので、次回は「要約」をテーマにした研修を企画しようかな~と思います。
最後に
最近はAIが頑張ってくれるかな~?と思って
最近の投稿をBardに要約してもらいました。
たしかに、あのnoteで言いたかったことって
ビルドの利用者の中にも、ハンドメイド作家として活動したいという人がいます。機会があれば、一緒にイベントに参加して経験を積んでいきたいと考えています。
ですね。うん。
まずは要約する力をつけてから次のステップで視覚化していきたいと思います!