『やさしい日本語』、糸口みつかりそうかも。
久しぶりにセミナーに参加しました。
今回はもちろんオンラインで。
日本語教師としてこれからどうやってやっていくか、
今のままでいいのか?
良いわけない。
じゃあどうする?
とりあえず何か一歩を。
直近で開催され、まだ定員に飽きのあるセミナーに参加しました。
今回のテーマは
技能実習生・特定技能の外国人の日本語指導とは
と、
介護の日本語を教えるとは
という二本立て。
現在多くかかわっている進学を目的とした日本語教育も、趣味で日本語を学ぶ人のお手伝いも大切ですが、
日本企業になくてはならない技能実習生や特定技能実習生、介護実習生の日本語指導とはどういうものか、どんな能力が必要かを学びました。
また、私のnoteのトップ記事にも置いている「やさしい日本語」の普及にはどういった活動があるのかなども触れられていて、とても興味深かったです。
危険度が高い作業での日本語はどうしても早口になったり、口調がきつくなる、そういうときに対応できる日本語力をどう鍛えるか
というお話はとても興味深かったですし、
医療現場、介護現場の日本語もどの程度の知識が必要かなどはかなり参考になりました。
また、講師の先生方も仰っていましたが、実習生受け入れ側の企業や団体がどこまで日本語教育に時間や費用を割くかによって日本語教師の働き方も大きく変わる。
ここはまだまだ発展途上の分野で、伸びしろが大きい。
やさしい日本語の普及活動をしている団体もたくさんあることがわかり、心強い。
今はコロナでいろいろなものが滞っていますが、そこがうまく回避または解決出来たらまた日本語教師の働き口は大きく広がるのだろうなと思いました(そのときに日本の信頼が地の底に落ちていないように、政府にはしっかりしていただきたい。)。
私がこの分野に進出するのはいつになるかわかりませんが、参考になりました。
やはりたまには学びに行かないと知識は廃れる一方ですね。
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