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大企業病と戦うエンジニア③

こんばんは😀

久しぶりに大企業病シリーズでございます😎


今回は大企業病のあるあるになるかもしれませんが…

とにかく「無駄なワークフロー」が多い!!
という話です😟

新しいソフトを導入するための利用申請ワークフローや、設備を借りるためのワークフロー、社内ツールのライセンスなど、書き出せば切りが無い項目がワークフロー化されています😀

ワークフロー自体は悪くないのですが、何かをする度に毎回ワークフローの発行が必要になり、大企業病のデバフにより承認に無駄な時間とリソースがかかるというのが本日のお話です😂

基本的にワークフローには承認ルートがありますが、大企業になると一つの承認に関わる人が無駄に多い…

大企業になったが故の、過剰リソース問題です😭

この手の話はワークフローだけではなく、社内掲示板とかにも該当するんですが、

起案者
→起案者の上長
→受付事務局
→事務局の上司
→判断する人
→課長か部長クラスの決裁者
の順に名前があったりして、

その承認ルート、そんなに必要?

というのがエンジニア視点の愚痴です。

こんなことをしていると、大企業病として3つのデメリットがあります。
①時間がかかる
②無駄なリソースがかかる
③判断能力がなくなる


傲慢なスタッフ部門の人の顔を思い浮かべながら、それぞれの理由を愚痴ります(もしどなたかを不快にさせたらすみません😅)

①時間がかかる
スタートアップならボスに口頭で共有するか、個々の判断で進めるので瞬時に終わる判断が、大企業だと数日から1週間とか平気でかかります😠

このスピードって、スタッフ部門だと何とも思わないんでしょうけど、製品開発の立場だとかなりの遅延で、機会損失につながるリスクを含みます。

急ぐために「急いでるんで急ぎの回覧お願いします」という催促の連絡をわざわざ担当者に入れるわけですが、それならワークフロー辞めて担当者に申請の連絡する仕組みにした方がいいよね😟

こういうことを棚に上げて、役所の対応を批判したりするのは良くないですねぇ…😂

②無駄なリソースがかかる
そもそもワークフローがある理由は、何からの形でフォーマットを統一してログを残そう、という目的。

つまり、フォーマットを統一してるんだからほとんどが機械的に判断できるはずなんです😨

厳しいことを言えば、「事務局のあなたが全部判断したらいい」ことを、わざわざ複数人のリソースで行っている。

そもそもこの手のワークフローには価値を生み出す要素がないから、複数で判断するのは無意味なんですよね。

例えば製品アイデアを考えるとか、今後の方針どうしていこうか?などは、価値創出に繋がるのでみんなでやる意味があります😀

しかし、ほぼルーチン作業や決まったルールの中で対応するだけのことに、人をかけるのはナンセンス。

エンジニアに言わせてもらえば、モノづくりで価値を生み出す方にそういったリソースを割り当ててもらいたい😂

少なくても、そのリソース減らして固定費削減しないと、大企業といえど先行きが怪しくなりますね😅

③判断能力がなくなる

前に婚活noteでも近いことを書きましたが、普段から判断する癖をつけないと、判断する能力ってなくなってしまうんです😨

ワークフローで何人かの判断を仰ぐみたいな状況は、良く言えば責任が分散されますが、悪く言えば判断責任の放棄にもなります。

一人で判断する能力や、自律心が従業員に備わらない会社はいずれ衰退することでしょう😂

なんせ自分でなかなか判断ができなくて、他人任せか相談だらけで時間を無駄にかけることになりますからね😨

その結果、判断を申請した人の責任にしたりするんです。
自分達は注意したというエビデンスを残すから、使い方間違えたり、何かあった場合は使う側の責任になるからね
という酷い状態にまで波及します。

これ系は最近だとeラーニングが流行りですよね😂
「みんなeラーニングやったよね!
だからルール覚えたはずだよね!
知らないとは言わせないからね!」
という圧を感じさせるかの如く、従業員を苦しめるアレです。

こうして判断能力や責任感がなくなっていくと、何をするにも時間とリソースがかかるようになるのが、大企業病のウイルスです😭

しかし今回の話は、表題とは裏腹に戦いようがないのが苦しいところ…

なので注意喚起しかできませんが、こんな感じのウイルスが最近とても流行ってるので、特に古くからある日本企業の方はお気をつけくださいませ😎

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