ある日の帰宅(ナギ伝説①)
ようやくイチニチの仕事がおわった。
タイムカードを押して駅へ向かう。
家までは、まだまだ、時間はかかるが、まずは、駅までのあいだ、途中のコンビニで缶ビールを買い呑み干す。
そして、電車に乗りこむ。
ほんのすこし、ゆらりゆらり、酔いもまわりはじめるころ、自宅の最寄り駅に到着。
そして、もう一本。
呑みながら帰る。それが、ハードワークの日課。
しかし、その日は、すこし、違った。
コンビニの直前で、中学生か高校生かのグループにからまれた。『おい、おっさん、おまえ、いま、こっちみて笑