学校現場でのコーチングについて
今日はコーチングについて、少しお話したいと思います。
皆さんは、コーチングって受けたことありますでしょうか?
岩渕もコーチングを体験したのは6年前でして、それまでは、コーチングがどうやら素晴らしいものらしいと理解はしていたのですが、本当に変わるかどうか怪しんでいた1人でした。
ただ体験もしていないことをあれやこれやと批判批評するのは、ナンセンスなので、一度受けてみて学ぶか決めようと体験してみたんです。
当時、大好きで天職だと思っていた担任の仕事がなぜか嫌いになっていき、仕事への自信もこれから先の未来もどうしていこうか苦しんでいる時期でした。そういうときに、心理学やコーチングと出会ったりするものです。
そこで、スクールを卒業されたコーチの方に体験を受けてみたんです。そうすると、2〜3年くらい悩んでいた悩みが、解決するどころか本当に自分がこの仕事を通してやりたい夢が見つかって、 それが仕事を通して叶うとわか って、ワクワクして次の日から仕事場に行けるようになりました。
これはすごい対話の技術だと感じて、悩んでいる先生や、子どもたち、保護者と対話することで、その人の可能性と勇気を引き出すことができると考えスクールで学び、コーチングを現場で実践していきました。そうすると奇跡のようなことが日常で起こり始めたんです。
例を挙げるとキリがないくらいなのですが、
「個人懇談が苦手だった先生がコーチング的に関わることで、40人の保護者全員が笑顔で話して帰ってくれた」
「不登校になってしまった児童に担任がコーチング的に想いを引き出すことで、母親も知らなかった本当の悩みを引き出せて関係が良くなり、次の日から学校に来れるようになった」
「ある年に精神的に悩んで休まれた先生が、また同じ学年を数年後担当したとき、拭い去れない不安と葛藤についてコーチングを通して、自分を許すことができ、1年間前向きに仕事をやり遂げることができた」
「1〜3年生まで謝ることができなかった児童が4年生でもめたとき、初めて自分から選択して謝ることができ、それ以降友達関係も良くなっていった」
「ケース会議に参加した全員が、担任の想いや支援担任の想い、サポートする先生の想いを共感・共有し、ゴールへ向かって明日からの支援にやる気が湧いている状態をコンスタントに作り、児童をチームで支援できた」
「コーチングの研修を通して、自分が学期当初に思い描いていた夢や目標が全て達成できた。」etc
コーチングが現場でどんどん大人や子どもたちの可能性を引き出していく現象が起きました。
全ての先生や児童に対してできたかと言えばそれはNoですが、教育の仕事ではコミュニケーションを扱い仕事をすることがほとんどの中、業務をこなしながらでも、コーチング的に関わる中で、良い変化や影響が生まれていくことは、コーチングを学ぶ前の自分と、学んだ後の自分では、起こる現象や起こせる結果は明白でした。
しかも、前述した通り、日常のコミュニケーションがアップデートするということは、人生でこれから関わる全ての人に対して良好な関係を自ら築いていける手段を手に入れたということに等しい。
価値のある学びは、人生を変えます。人生を変えるには、自分が変わること、他者と良好な関係を築いていくということ。それを自ら楽しんで取り組めるエッセンスがコーチング・コミュニケーションにあり、今でも出会えて幸運だった思います。
皆さんもぜひ一緒にコーチングやコミュニケーションを学びませんか?
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