金曜ロードショーの感想~グーニーズ~
先週の金曜ロードショーは「グーニーズ」。
グーニーズは1985年公開の冒険映画。
主人公のマイキーが、家の屋根裏部屋で見つけた宝の地図を見つけ、家売却の危機を救う為に友人達とお宝探しに出かける物語。
マイキーの友人は4人。それに兄を加えた5人でグーニーズ。
集まればいたずらや喧嘩ばかり。だけど、ピンチの時には支え合う。これぞ冒険映画の醍醐味!だなと思う。
私の好きなシーンは、地下牢に閉じ込められていた巨人とグーニーズのメンバー、チャンクがチョコを分け合うシーン。
母親、兄弟達に閉じ込められてしまった巨人は、見た目は怖いが言動がとても愛らしく、二人に友情が生まれるこのシーンは見ていてほっこりした。
また兄のガールフレンド、アンディーが宝探しを諦め井戸からの脱出を試みたシーン。
家族のため、家売却を阻止しようと宝探しを提案し、危険に立ち向かって進んでいくマイキーが、
「ここから出られたとしても、次は違う学校。違う友達。自分達でどうにかしなきゃ」と語るシーン。
子供ができる範疇のことかはさておき、親のことを思いやり自分達ができることをやろうよ!と仲間達に訴えるシーンはぐっときた。
そして、ガイコツピアノをアンディーが弾くシーン。
楽譜が劣化し読みずらく、ガイコツピアノだから鍵盤もガタガタ。何の音がどこだかわからない状況で冷静でいられないアンディーに、「大丈夫。君ならできるよ。もっと自信を持たなきゃ」というマイキーのセリフはとても素敵だった。13歳でこれを言えるのはなんてジェントルマン!と惚れそうになった。
80年代の映画は、「バックトゥザフューチャー」「スターウォーズ」をよく見ていた。
この時代のアメリカ映画はセットがとても可愛い。
今見ると画質は荒いけれど、温かみと、柔らかい色合いを醸し出していて癒される。
そして荒削りなCGの感じがなんともいえなく好きなのだ。
現代の綺麗な映像も好きだけど、ノスタルジックな温かい映像も好きだ。
また今週も金曜日が楽しみだ。