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健康診断が嫌いなライターはフリーランスになるべきでない説

健康診断ってほんとにだるい。

会社がいっそがしいときにカレンダーに挟み込まれると「じゃま―!!!」って思うし、何より前夜からのファスティングでストレスがたまる。

行ったら行ったで自分の体について知れて楽しいんだけど、受けずに問題なく過ごせるなら受けないことを選ぶ。

もちろん「受けずに問題なく過ごせるなら」というのは夢物語であって、健康に過ごすためには定期的に病院で診てもらわなきゃいけない。

そんなわけで今年も受けてきた会社の健康診断。朝目覚めたときも「サボりてえ……」とうめき声を上げたけれど、最終的にはちゃんと時間通りに病院に到着した。1月でいちばん頑張った日だと思う。

検診衣に着替えて待合室に戻り、診察と待機とを繰り返す。珍しくスマホが手元にない状況でぼんやりと考え事をするうち、一つの懸念が脳裏をよぎった。

「今後フリーランスになったとして、私は健康診断に行けるのか??」

現在の私は、会社員生活の傍ら副業でライターをしている。最近は少しずつ
仕事が増えてきたのもあって「あわよくば独立……!」と考えることも少なくないのだけど、己のセルフケア能力の低さを計算に入れると急に不安になってきた。

今日の健康診断にしたって、会社の義務として受けさせられるから辛うじて受けられたというのが正直なところである。もし今後フリーランスになり強制力がなくなったら、健康診断を受けないまま5年も10年も平気で過ごしてしまう気がする。

個人で仕事をしていきたい気持ちはあるけれど、身の安全を考えたら会社員でいるほうがよいのではないか?

もし私が今後独立したら、誰か1年に1回健康診断に強制連行してほしい。


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