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ルフィから学ぶHSP・11巻

こんにちは。

皆さんチョウザメってご存じですか?
高級食材のキャビアを生む魚のことです。

実は、僕は子供のころに、
鮫が成長してチョウザメになると思っていました。
「出世魚」とでもいうのでしょうか。

鮫→超鮫→その卵がキャビアになる。
そりゃ、高級食材だ!

・・・

なんて勘違いをしていました。

え!皆さんも同じ誤解をしてました?!


さて、今回もルフィの行動や思考を通して、
HSP(非常に敏感な人々)の特性について深く掘り下げていきます。
ただし、この記事が「ルフィ=HSP」ということを示すわけではありません。
むしろ、ルフィの行動に共感しながら、HSP(繊細さん)の考え方や行動の背後にある意味を探っていく内容です。


HSPについて詳しく知りたい方は、まずこちらの記事をご覧ください。

前回のルフィが見たい方はこちらから。


『ワンピース11巻』のルフィから共感をしよう

※もしかしたらネタバレな部分もあるかもしれません。


①秘策を持っている?実はその行動は自然なこと!

HSPの人は、周りの状況や他人の気持ちに敏感で、
そのために素早く行動したり、
新しいアイデアが浮かんだりすることがよくあります。

ルフィもアーロンの歯を見て閃いてしまいましたね!

こうした閃きや直感的な行動から、
周りの人は「何か特別な秘策を持っているのでは?」
と期待されることも…。

しかし、HSPの人にとってこれらの閃きや行動は、
特別なものではなく、自然な反応です。
真面目に取り組んでいるのに、
「フザけている」と誤解されること、ありませんか?

特にHSS型のHSP新しいアイデアを思いついたり、
それをすぐに試してみたりすることが多いですが、
その結果が必ずしも大きな成果を生むとは限りません。


②ピンチを切り抜ける力とは

HSPは、ピンチに直面したとき、
瞬時に対応する力があります。

しかし、これは「たまたま」ではありません。
HSPは周りの微妙な変化をいち早く察知する能力があり、
その結果として直感的に適切な行動を取ることができます。

この直感力は、鋭い観察力と深い感情理解から
生まれるものです。
問題が発生した際、HSPは状況を細かく分析し、
素早く対応します。

つまり、HSPがピンチに強いのは、偶然ではなく、
日頃から敏感に周囲を見て
状況を把握しているからなのです!


③頑固なのです。

HSPは他人の感情や細かいことに敏感ですが、、
自分の感じ方や価値観にも無意識に敏感です。


このため、特に大切にしていることに対して
譲れない気持ちがある場合は、
自分の気持ちがよくわからないのに
頑なになる事があります。

自分の意見や感情を守りたいという思いが、
頑固さとして表れることがあるんです。

簡単に言うと、HSPの頑固さは、
自分の大切な感情や価値観を守ろうとする
心の働きが原因です。


④HSPは人をキレさせる!

変な技ばかりですね。

ゴムの盾だったり、網だったり。

先ほども言いましたが
変なひらめきで行動できるのもHSPです。
アーロンはルフィの強さとその予測できない行動に対して、
ますます腹が立てます。

HSPも自分の特有な反応を持っていて、
その反応が周囲の期待や予想を超えることがあるので、
他人がイラッとすることがあるんです。

ルフィのように、自分のスタイルを貫くことで、
周りの人との摩擦が生まれることがあります。

あなたの行動が理解できないという理由で
イライラしてる人いませんか?


⑤部屋に入ると感じる…

HSPは、他人の部屋に入ると、
その人の生活や気持ちを感じ取ることがあります。

これは、HSPが周りの環境や他人の感情にとても敏感で、
細かいことにも気づくからです。

例えば、部屋がきれいか散らかっているか、
匂いを敏感に感じてしまったり、
その人の気持ちや生活の状態などを
直感的に理解することがあります。

つまり、HSPはこうした小さな違いから、
その人の心や生活の状況を感じ取ることができるのです。


⑦言葉の影響と感情の共鳴

アーロンの「使う」という言葉に怒ったのは、
仲間思いのルフィらしいです!

この反応は、
HSPが周囲の言葉や行動に敏感で
強く影響を受ける様子に似ています。

例えば、あなたの職場で上司が
「パートやバイトをモノのように使う」と言った場合、
その言葉はHSPのあなたに
大きなストレスを与えるかもしれません。

ルフィの反応と同じように、
HSPは他人の言動に対して強く反応し、
感情的な影響を受けやすいのです。

その場合はその上司のボールペンを
バキバキ!!!
って砕いちゃいましょう!


⑧感情的で爆発な行動

ルフィがナミの部屋を破壊するシーンです。
ルフィの行動は
HSPの特性が関係しているかもしれません。

非常に感受性が高いキャラクターです。
感情に対してとても素直で、
物事を深く感じ取ることがあります。

このシーンでは、
ナミの過去や彼女が抱える痛みを直感的に感じ取り、
その影響で感情が爆発したと考えられます。

強い感情の波
ルフィはナミの苦しみや悩みを直感的に理解し、
その結果、感情が高ぶってしまいます。
その行動は、その場の感情的な高まりの結果であり、
ルフィ自身の感受性が原因です。

助けたい一心
ルフィは仲間を助けたいという強い思いから、
ナミの部屋を破壊してしまいます。
この行動は、ナミの状況に強く共鳴し、
手っ取り早く何かを変えようとする衝動から来ています。


要するに、ルフィの心境は
HSPの特性が関与しているように思います。
この特性が感情的な行動につながったと考えられます。



⑨迷いがなくなったHSPは強い!!

HSPが自分の感覚や直感を
具体的な計画や行動に変えたとき、
その確信が迷いを取り除き、自信を高めることができます。

『こんな部屋があるからいけねェんだ!!!』

この瞬間、
ルフィはナミを救うための確信を得たように見えます。


この「確かなものに変わる」という過程が、
HSPにとっては重要です。
確信を持つことで、彼らの強みや能力が引き出され、
より積極的に取り組むことができるのです。
『ワンピース』第11巻では、この力強い瞬間が描かれています。
ルフィの戦いとその思いがどのようにナミに伝わるのか!

ルフィの決意と勇気が、深い感動を与えるこの巻を、
ぜひ手に取ってみてください一緒に体験しましょう!

【ワンピース第11巻】は、
あなたの内なる確信を引き出すヒントが詰まった一冊です。


⑩信頼関係の力を物語る。

HSPは普段、告白や感情を伝えることに対して
苦手意識を持っていることが多いです。

感情を表現する際には、
相手との信頼関係や自分の感情が
明確であることが重要だと感じているからです。

しかし、信頼関係がしっかりと築かれ、
自分の感情が確信を持てる状態になると、
HSPはその感情を堂々と、
はっきりと表現できるようになります。

たとえば、
「好きだ」とか「仲間だ」といった気持ちを断言する時は、
その感情が非常に強く、確信があるからです。

信頼関係が確立され、自分の感情が明確であるときに、
感情をはっきりと表現できるのです。


⑪大好物

HSPが大好物に特に敏感である理由は以下の通りです:

強い味覚の記憶
大好物には強い思い出や感情が結びついており、
その味や匂いが特別に感じられるため、
一口で強い感動や喜びを得られます。

ルフィがいつも口いっぱいに肉を頬張るのは
一口一口がより強い感動を求めてるのかもしれないです…

一貫した好み
HSPは特定のものに対する好みが強いことがあり、
大好物に対しては一貫して高い満足感を得やすいです。

ルフィは肉に対して特に一貫しています。

詳細な味の違い
大好物の微細な違いを楽しむことができ、
その違いをよりよく感じ取ることができます。

生ハムメロンを求めてることから
味変も求めていることが分かります。


要するに、大好物は特別な体験や満足感を提供し、
それに対する反応が特に強いのが特徴です。


⑫言葉が思い出せない。

『言いたいことが言えない』
『言葉が思い出せない』

そんな経験があると思います。

HSPは特に多いのでは?

理由はいくつかありますが、
話そうとしながら、別の事を受信してるからです。
そして、言葉が出なくなったり、詰まったりしたときに、
また、別の事を受信します。

そうなると、
言いたいこともなんだかわからなくなる事ないですか?

ルフィも何か感じていたのでしょうか・・



このルフィはおバカなだけなのでしょうか・・


⑬結構根に持つ

ルフィは、まだ生ハムメロンの事を言ってますね。


HSPもね、結構根に持つのです。
軽い批判やちょっとした摩擦が心に長く残りやすく、
何度も反芻してしまうことがありませんか?

この「根に持つ」感覚は、
出来事や感情を深く考え続けるために起こります。

これが良い面もあれば、
過度になるとストレスや不安の原因になることもあります。


⑭写真写り

ルフィ達は事の重大さよりも、
賞金首になったことを喜んでますね!

さすがに手配書にのんきな態度ではいられませんが、

HSP写真の写り方が気になっちゃいませんか?
ちょっとした写真でも

「この笑顔、無邪気すぎないか?」とか
「帽子の角度が微妙だな…」と
細かいところが気になってしまうでしょう。

写真を見て「笑顔がきもちわる!」と
感じてしまい、
何度も取り直したり。

そもそも、写真に写る事が苦手!
って人もいると思います。


⑮感じ取る場の雰囲気

個人的な感想ですが、
こんなでかい町で
ルフィもゾロもよく道に迷わなかったなって思う。
このシーンでルフィが処刑台を見つめているのは、
ロジャーという偉大な存在に対して深い敬意や
憧れを感じているのでしょうか。

そしてその場所が持つ歴史的な重みを
直感的に理解しているのかな。

HSPは、特定の場所や状況が持つ
「空気感」や「雰囲気」を敏感に察知し、
その背後にある意味や感情を
直感的に感じ取ることがよくあります。

普段は無頓着なようなルフィでも、
特別な場所では心が動く瞬間があります。

その処刑台に対して
何か特別な感情を抱いたのも、
ルフィがその場所が持つ象徴的な意味や、
そこに込められたロジャーの精神を
無意識のうちに感じ取ったからかもしれません。


⑯承認欲求の裏にある感受性

炎上案件です。

興味があるからと死刑台に乗ってはいけないです。

これもHSS型の刺激を求める行動なのでしょうか…。


HSPも注意!

・自己表現の一環としての目立ちたい気持ち
・自分の価値を証明したい気持ち
・ストレスや不安の影響


などから大胆な行動を起こし炎上に繋がります。

HSPだから炎上するというわけではありませんが、
ノリや空気を敏感に感じてしまうので
空気が緩んでいると、
普段以上の反応を示し、
その結果、度が過ぎた行動になることがあります。


⑰記憶のコントロール

ルフィはアルビダの事覚えていたのですね。
おデブでインパクトあったからかな。
実はHSPは、
周囲の状況や対話を細かく観察し、
深く記憶することが得意です。

これは、彼らが情報を詳細に処理し、
重要だと感じたことを長く覚えているためです。

ただし、過去の不快な経験などは
あえて覚えないようにすることもあります。

HSPは優れた記憶力を持ちながら、
必要に応じてその記憶力をコントロールすることもできるのです。

ルフィが都合よく記憶が良かったり、悪かったりするのは
この気質なのかもしれません。


⑱ごめんなさい

やばい時は素直になるルフィ。

トラブルを大きくしたくないため、
素直になって穏便に済ませようとすることが得意なのも
HSPの気質です。

その時にでる「ごめんなさい」は本心ですか?

思い返してみください。
演じてますよね?

それは僕的には「あり」な行動です!


⑲シンクロニシティ

ルフィは死の瞬間に笑いました。
海賊王のロジャーも死の瞬間に笑ったとのこと。

時を経て同じ場所で同じような事が起きました。

これは「シンクロニシティ」と言います。


偶然の一致や出来事が深い意味を持つと感じやすいです。
たとえば、ある問題を考えているときに、
その問題に関連する情報が目の前に現れると、
単なる偶然以上のものとして捉えます。

多くのものを感じ取るHSPは
このような「意味のある偶然」を
シンクロニシティとして強く体験する傾向があります。




海軍大佐のスモーカーが追いかけてきたところで
『ワンピース11巻』おしまいです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

次回は遂に、グランドラインに入り益々戦いが激しくなっていきます。


この記事では、ルフィの反応とHSP的な反応には似た部分もありますが、
ルフィの行動は彼自身のキャラクターや感情に基づいていることを説明しています。

ルフィがHSPそのものではないとしても、その反応に共感することで「ルフィマインド」を手に入れ、HSP気質に自信を持てるようになれば嬉しいです。


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