BTS Jin 【The Astronaut】
心象風景
無表情の青年
3回目を見ても涙が溢れてきた
何かに感動しているというわけではないと思う
ただ、彼の感じてきた世界が流れ込んできた
違和感
異物感
異世界感
真面目に冷静に淡々と真剣でいる青年
暗く、星雲が輝く美しい精神世界
正装して、自分の星に帰れるチャンスに立ち会って
彼にとっての「HOME」へ帰る
彼を誘うベルにベッドの上で微笑む
じっと聴いて、じっと観ていると、着ているもの、小さな表情の変化、背景、小道具、ひとつひとつに彼が経てきたことの象徴を見出してしまうので、それは、ジンくんの望んでいる味わい方とは違うような気がして、ここでは書き表さないことにした。
「幸せな気分を感じて欲しい」って言ってるから。
だから、この曲の一番のハイライトだとわたしが思ったシーンと、ジンくんのためにこれはいい!と思ったPinterestで見つけたフォントで、ヘッダーの画像を、感想の代わりに作りました。この「sparkle」のシーン以上に、わたしが言うべきことはない…。
音楽を聴いて、「K-POPのアイドル」という音楽からも、ジンくんのよく聴く音域からも離れているように聴こえて、彼は「ワールド」の中に音楽的な居場所、「HOME」を獲得しているんだな、もうすでに、という気持ちになった。
難しくない歌詞、難しくないメロディー、でもカメラの前に出さなかった半身をざばっと晒してくれたのだという気がした、すごく抽象度の高い世界だった。なんでもない時のジンくんは、もしかしたらこういう透明な感じで、静かな表情で過ごしているのかもしれないな。
彼が味わっている「天国」の描き方。彼が見ている「天国」の在り方。
それは、彼とわたしは、見ているものもやっていることも、何もかも違うのに、どうしてか良く分かるような気がした。
…もっと見ていたいなあ!
世界中でそう思う人が、きっとたくさん、たくさん、いるんだろう。
それでは、また。