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BTSの作品…楽曲・ダンス・映像の感想をじっくりと

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音源から最も深く「BTS」の情報を感受する、音源至上主義のパクチー。その次にダンス。その次にパフォーマンス。BTSの作品、メンバーのソロの作品から受け取った世界が、パクチーの中で…
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BTS V【Winter Ahead (with PARK HYO SHIN)】

見終わって、感動してしまった…。 ストーリーに。 いや、表情に、? 動き?角度… スピード…?音…。 シーンが進むにつれ、 「なんて豊かな子なんだろうな…」 と、ずっと思って観てた 色、 光、 形、 感触、 動き、 全部が深く深く 彼の中に、 染み込んで、広がって、 「彼がひとりで持ってる世界」 は、 一体この世界何個分だろう 彼は、肌に触れるもので 五感で 本当に複雑に深く情報を拾っている そんな風に感じられる映像世界だった お

Jinくんの【Running Wild】MVについて、好きなだけ語る会

パクチーA(以下A):ジンくんの【Running Wild】なんですが、既に十分noteを書いたと思ったんだけど…。 パクチーB(以下B):気がつくと考えちゃう…。 パクチーC(以下C):MVの世界に嵌ってて抜け出せない! A:ということで、今回は、この映像作品について、感じたことを、もう、全て思うままに、出尽くすまで書きたいなと思いました。 B:正直、こんな書かれても皆さん困ると思ったんだけど…。 C:自粛するって言った。 B:うん書いた。 A:…でも、わたしのnoteは、

BTS Jin『HAPPY』、Happy、Happy…!

思ってなかったんですが、前回のnoteで見事に、タイトル曲についてしか書けなかった。そこで、やむなく、アルバム全体に対しての感想を改めてこちらのnoteに書することにしました…。このぉ、ジンくんめぇ…、魅力が多すぎるわぁ…。 しかし、他の曲全てに関して、【Running Wild】で受けた感情は変わらない。彼が、彼の今世の最善を理解して、一挙手一投足、最適からブレずにいて、彼が、彼の「HAPPY」から逸れていないことに細心しているからこそ、ずーーーっと、全曲清々しいまま聴け

BTS JIN【Running Wild】…孤城の王子は城外にお出ましになられた

わたしはどうしても以前から、ジンくんは「孤高の城の塔のてっぺんにひとりで住んでいる王子」というイメージがあって、その城には誰も入れないと思っていた。 そのジンくんが 城の外にお出ましになられ、 「俺が連れて行く」 と、 宣われた…! 【Running Wild】、これを観て聴いて感じた胸の熱さを語り始めたら、1万文字のnoteが3つくらい書けそうなんだが。…その厚さはみなさんに暑苦さ以外のなにものも、もたらさないであろうため、自粛。このMV、この歌詞、の中に、これ

BTS Jin 【I'll Be There】う〜ん、ハッピ〜だわあ〜〜〜〜!

わっしょい、わっしょい ジンくん おかえりなさい!!まず初めに音源だけを聴いて。 「ドラム教えて」と言ったらまず一番最初に教わるパターン。むちゃくちゃベタなロックンロールのベース。そこに、ピッチをぴたっと硬質に合わせてくる、ジンくんのパワーのこもった声…。 わははははは な、なんだこれ、 た、たのしい……………!!!! 思わず笑ってしまった。その瞬間のわたしは、間違いなくハッピーだったろう。…ああ!良く分かるよジンくん、君の共有したい感情が!君がライブで歌って、会場が、

BTS Jimin『MUSE』、あんさん…なんで言うて欲しいことが全部分かるん…?

パクチーA(以下A):こんにちは!パクチーです! パクチーB(以下B):こんにちは! パクチーC(以下C):こんにちは! A:ジミンくんの『MUSE』について、心の赴くままに語ってみたいと思うんですが。 B:まずは先行曲から行きましょうか。 C:【Smeraldo Garden Marching Band (feat. Loco)】。 A:タイトルが出た時点で、「あれ?もしや?」と思ったよね。 B:この不自然な長さのタイトル、架空バンドのコンセプトは…。 C:ビートルズの?

RM【Heaven】とは、何事か《歌詞日本語訳》

BTS RMくんのアルバム『Right Place, Wrong Person』より、【Heaven】の和訳動画を作りました。 アルバム全体にふれたnoteでも書いたのですが、この曲、超気持ちいい…歌詞の意味は良く分かんない…でも気持ちいから…いい…! と思ってたんですが、 あるタイミングで、ふと、 「Heaven」は、BTSとARMYたちがポジティブな愛や信頼を交換する、バーチャル空間のことかもしれない。つまり、SNS上の場、それによってRMくんが内側に持っていて、

RM【Nuts】に巷は…大騒ぎしていないのかい《歌詞日本語訳》

こんにちは。パクチーです。 RMくんのアルバム『Right Place, Wrong Person』より、2曲目のトラック。「翻訳、行けそうかな〜?行けるかも?」と思ってやってみました。 お、お、思ったよりこれ…。 某記者会見を思い出すんですけど。びしびしまぶたに具体的な像が浮かぶ

BTS RM『Right Place, Wrong Person』開幕…ッ!

おおう…こうきたかッ…!!!! 5月24日、BTSのリーダーRMくんの、兵役中に公開されるべく準備されたアルバムが解禁となりました。全11曲。いや、これ…大作だよね…!? 本作の解説というならば、公開されたこのコンテンツが非常に非常に素晴らしい…。そりゃRMくんが語ってくれるのが一番でしょ。そして、ええ。何かをこねくり回して裏があるんじゃなくて、非常に、真っ当に、まっすぐ、正直な作品なのだな、と理解。今作の全体の世界、その方向の、入り口には立ったぞ、という気持ち。歌詞にス

BTS RM【Come back to me】、おかえり、懐かしい俺

曲のタイトルが「Come back to me」であると知った時、「何を意味しているんだろう?」と思った。そして、考えて、最初に思い当たったのは、「戻ってきたんだ、RMくんのところに!」。あの、2022年の防弾会食の。彼があの時見失っていたRMくんが。 だから、これは、まるで、返答なのかなあ。と思って。 2022年の防弾会食で、RMくんが語る罪の意識について。与えられた社会的な役割の、その役目の重さに対して、彼は自分の成長が見合っていないと感じていた。そして、しかし、成長

BTS V、友達でも恋人でもない…【FRI(END)S】の、丁度良い関係

どえらくシンプルなバッキング。レトロっぽいベースが動いているだけ、レトロっぽいパーカッションがトトトンと入るだけ。 いつものVくんからすると、少しエモーショナルな歌い方。そこにもう一つ、違った発声で歌うVくんの声がユニゾンで重ねられているので、少し不思議な倍音が鳴るダブリングになっている。その響きでもって、さらに倍、倍、とコーラスが厚くなっていって、最後は、まるで賛歌みたいな。 丁度良い…。今、わたしに丁度良い…。ダウナーで、単に落ち着くテンポ、ではない。重く、苦しい感情

「性愛」とは?ジョングクくんのテーマとは?

わたしはその時々でハマるものがコロコロ変わります。ハマる?というのか、短期間集中して、あるものにフォーカスするんですけど、その時は、なんでそればかりフューチャーしているのか、自分では分かんないんです。前回までは「弁論術」「防衛規制」でした。その前は「女性性」「男性性」で、それより前は「ホロスコープ 」。 フォローさせて頂いてるnoterさんのnoteを読んで、ジョングクくんのソロ活動が与えた影響について考えるんですが、彼の作品が、「性愛」あるいは「差別」について、人々が普段

ジョングクくん【3D】、否の現象を分析してみる

こんにちは!パクチーです。 わたしね、最近、広島県安芸高田氏の、石丸市長と市議会議員との会議のようすだとか、市長の記者インタビューの動画だとかを、とても興味深く見てたんですよ。そこで見る大人同士の会話のあまりの噛み合わなさに、不思議な感動を、わなわなと覚えておりました。 その後、サトマイさんという方の、詭弁論理等を優しく解説してくれる動画を見つけて、 まー! そしたら! 分かる、会話の中に何が起きているか、分かるわ…!! わたくしのnote、いつも100%個人の主

BTS V アルバム 『Layover』、自ら不可能なものを再解釈して可能にさせろ

2023年8月8日に公開された、Vくんのアルバムの短いプロモーション動画は、結構ガツンとくる…なんと言うの?き、奇妙さ…?気持ち悪さ…?いい意味で?もちろん…! 虚空から箱がぽとんと落ちるリズムも、間も、「パン」と破裂するみたいに溢れる量も、玄関が画面の手前にもある構成も、何もかもすごい…!完成度むちゃくちゃハイクオリティのCGじゃな…!ラフな包装は、外国で見つけたちょっとした気取らないプレゼントの小包みたいで、それが彼の自然体の作品、ARMYへのギフトのようであることを連