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本と本屋の観察日記。

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本と本屋に関するつれづれ日記。 出版不況が叫ばれて20年近く経ちますが、果たしてホントはどうなのか? ヴィレ豊田による本にまつわる日々を綴っていきます。
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2019年6月の記事一覧

【アマゾンと出版流通】について。

先日6月15日(土)、JR京都駅近くにある学芸出版社3Fにて開かれた「出版労連60周年記念講演フォローアップの会」に参加してきました。 内容は、3月2日(土)にコープイン京都で行われた出版労連60周年記念の永江朗氏講演の要約報告、そして出版社側の報告(せせらぎ出版)、取次側の報告(元大阪屋管理職A氏)、書店からの報告(隆祥館書店〜代読者による)といった出版−取次−書店と三者を交えてのセミナーでした。 この記事では概要のみをお伝えします。 しかしどれだけ日本の出版流通が旧態

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香港の独立書店と出版。過去最大規模のデモに揺れる香港!

本の取次苦境 ほころぶ流通網

朝日新聞6月12日(水)朝刊の記事より抜粋  うーん、なんか出版流通に関するまともな記事が出た、という感じ。 内容は、 零細出版社の幻戯書房が自らマージンを下げたこと。取次への卸値を68%から60%に引き下げた、という画期的なこと。 あとは出版業界のみならず巷で語られている配送危機について。 取次会社が書籍の値上げを求めている、ということ。 あとトーハン・日販の大手2社も新たなビジネスモデルを模索中で、結びは出版業界に詳しいライター・永江朗さんの「(略)書店という販売拠点を

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台北の独立書店たち2019〜その2

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南部台湾第二の都市・高雄市へ足を伸ばしました!

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台北の独立書店たち2019〜その1

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2019台北書展(TIBE)視察〜3ヶ月半遅れの報告ですが。