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多嚢胞性卵巣症候群 PCOS が改善した話

多嚢胞性卵巣症候群 PCOS と言われる婦人科系の症候群に悩む方、

また、婦人科受診していないけど長いこと生理不順だという方へ。

私の体験談をお話します。

🌸PCOSが判明するまで

私は長年顔面のニキビが止まらないことと、生理不順に悩んでいました。

特におでこに大きなニキビができて止まらないので、ネットで調べてみると多嚢胞性症候がヒットしました。

PCOSとも呼ばれる多嚢胞性卵巣症候群は、病気ではなく様々な婦人科系の不調の総称です。

主な不調として現れるのは、

*生理不順

*ニキビなど肌荒れ

*肥満

などと言われています。

※多嚢胞卵巣性症候に関して医学的なことは、婦人科のサイトなどをご参照ください。

🌸もしかしてPCOSかも?→婦人科受診

初めて婦人科を受診したのは3年ほど前になります。※ここからはPCOSと呼びます。

どれだけ食事に気をつけてもぼこぼことニキビが止まらないので、PCOSを疑って婦人科へ・・・。

エコー検査をしてもらいましたが、画像診断では特に異常なし。

※生理の日は検査不可なので注意。

卵巣が左右で大きさが違うが、それに関しても、生理不順で遅れることに関しても、

「自然に起こりえる範囲内なので、気になるようならピルで整えることもできますがどうしますか?」

とのことでした。

しかし、ホルモン剤を飲むのは怖いので、ニキビの原因が分からずスッキリせずも薬はもらわず、様子を見ますと言って帰宅。

そこから2年以上たって、経血量も少なくなり、2か月に1回ペースになったので不安で、別の婦人科を受診。

ここで、PCOSが判明。

依然の婦人科と同じようにエコー検査をし、採血も行いました。

先生から聞いたのは、

・子宮が縮んでいる。(もともと発育不良か過度のストレスが原因かもしれない。)

・脳から、ホルモン出す指令がちゃんと出てない。LH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)のバランスが逆転している。

・脳の異常かもしれない。

・生理で内膜がはがれず、普通5ミリくらいのはずの内膜が、1.5センチもあって病的なレベルと言える。

・多嚢胞性卵巣になっている。

といった内容でした。

実際、ネットでネックレスサインは見ていたものの、自分の卵巣がまったく同様の状態になっているのを目の当たりにし、衝撃を受けました。

PCOSでは卵がちゃんと発育しない為、

妊娠しにくい。流産になりやすい、といったことが起こるので、妊活のためにクロミッドや、デュファストンなどで治療されている方も多いです。

私の場合は、健康になりたい。普通の生理周期に戻って安心したい。今後妊娠できる体になりたい。ニキビ直したい…という気持ちで治療について先生とお話をしました。

🌸PCOSの治療 低用量ピル

生理不順を放っておくと、がんのリスクもあるし、妊娠しにくくなったり、健康を損ねるので、とりあえず毎月のリズムを作るのが大切ということでした。

健康診断の際、女医の先生にも聞いたところ、

「生理が来ないのが楽ちんだと放置してしまう女性もいるが、リズムが戻るまでには生理の間隔が伸びた分の2倍の時間がかかる」

…とおっしゃっていました。

婦人科では、生理周期を整えるためのルトラールというホルモン剤(低用量ピル)をもらいました。

受診時にはもう56日生理が来ていなかったので、その日から服用して、生理を起こすことになりました。

飲み終わって1週間で生理が来るはずやからこなかったらまた来て下さい。

とのことで、毎日朝夜で服用して様子を見てみることに。

結果、生理がきましたが、

その翌月、生理が来なかったので、もう一度ルトラールをもらいに婦人科へ行きました。

前回ルトラール服用からどのくらいで生理が来たか質問されましたが、2週間ほどかかったので、「うーん…遅いね。」と言われ、自分の子宮、卵巣の元気のなさにショックを受けつつ、処方箋薬局へ寄って帰宅。

🌸低用量ピル ルトラールの副作用は?

ホルモン剤の副作用にはさまざまありますが、私はの場合”異様におなかが空きました”…。

で、処方箋の薬剤師さんに質問したのですが、お腹がすくという副作用は報告されていませんとのこと。

…勘違い?いやしかし、気のせいにしては、食べても食べても超★空腹の状態だったので、キャベツでごまかしていました。

友達は情緒不安定で、ちょっとのことでイライラしたり泣いたりで大変だったそうです。

副作用には個人差が、それもかなりの個人差があるということなのでしょう。

「ルトラール副作用」を調べてみたところ、以下のような副作用が紹介されていました。

肝機能異常 、 過敏症 、 発疹 、 食欲不振 、 悪心 、 嘔吐 、 下痢 、 腹痛 、 不正出血 、 子宮破綻出血 、 子宮点状出血

日経メディカルより転載

私が受診した婦人科の先生は、生理が来なかったらルトラールを。と言う処方でしたが、先生によっては、毎月薬取りに来てね〜。と言う方もいる様です。

薬は腎臓肝臓に負担をかけますし、依存度が高まっても良くありませんので、言われるまま飲むのではなく体と相談しながらが改善につながるかなと私は考えています。

🌸PCOS改善のためにやったこと

ルトラールをふた月分服用してから、もう半年毎月予定日通りに生理が来ています(^^)

ピルを飲み続けなくて良くなったのは嬉しい結果でした。

ニキビも、小さなものがおでこや顎回りに少し出現するくらいで、大きなものはほとんどできなくなりました。

私がPCOS改善の為にやったこと。

色々あるけど1番は…

足を暖める(冷やさない)こと!

これが最も実感があって続けています。

短期で、鍼治療にも通いましたが、毎日の習慣で一番良い。頭寒足熱とも言う。

仕事中、

靴下、レギンス、レッグウォーマー

を毎日着用。

レッグウォーマーは、赤血球を柔らかくして血流を良くする医療管理機器

POLAの「オルガヘキサ」をメインに愛用しています。

ごわつかない毛羽立たないので快適です。

足で冷えた血液が子宮に行くと良く無いのはわかっていましたが、ファッション的に足首を出すことも多かったし、お風呂上がりに足が冷えて寝れないこともありました。

お風呂上がり化粧水よりも早くレッグウォーマーをするようになって、冷えるスキを与えないので寝付きも良くなりました(^^)

冷えたらあっためたら良いや、ではなく冷やす隙を与えないのが個人的にポイントです。

夏場はそうもいかないですが、冷房で足首が冷えたらレッグウォーマー。また、氷たっぷりの冷たい飲み物を避けるなど、内側からのケアも気を付けて必要以上に冷やさないなど過剰な冷え対策をします。

🌟レッグウォーマー以外に続けていること。

*植物性プロテイン

前から植物性プロテインは続けていましたが改善はせずでした。

しかし、改善のための土台にはなっているはずなので続けています。

*小麦を減らす

*お水や白湯を飲む

*良い油を選ぶ

などなど。無理な努力はせず、ある程度改善しました。

冷えは万病の元

といいますが、ほんとに、足を暖める、冷やさない。

は、おすすめです!

そんなことかよ。こっちは本気で悩んでるのに。と思うかもしれませんが、灯台下暗しで、意外に足が冷えているかもしれません。

この記事が少しでもご参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございます。








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