【シンクロ】意外なテーマで被ったゲムマ2022秋新作2×4選【ニシティ】
今回のゲムマ2022秋で面白いな、と思ってるのが意外なテーマの新作が2個づつ出ていること。こういう奇縁を楽しみつつ違いを比べてみるのも面白いと思うので、各テーマの作品を紹介してみます。
カンブリア紀
まずは爆発的に多様な生物種が生まれた「カンブリア紀」をテーマにしたゲームが2つ。……確かに生物史とか古生物的にとても面白い時代なんですがここで被る?っていう。
ならべてカンブリア
(土-オ20 植民地戦争+αさん @chiyakazuha)
ドラフトゲーム。得点源(生物)と得点方法(集めたい生物セット)が混じった束をドラフトするのが特徴。各ラウンドのスタPが「初手ドラフトする束」を選べるのもメモリー系+戦略性という感じで新しいかも。
カンブリア大爆発
(土-ア13 そんなことアルワッサ組合さん @arwassa9)
アノマロカリス、ハルキゲニア、ウィワクシアのいずれかとなり、場にカードを裏(繁殖)か表(妨害能力使用)で置きながら自分の種だけの繁栄を目指すゲーム。やや珍しめの3人専用です。
パチスロ
次にパチスロをテーマにしたゲーム2つ。いやこのテーマで被るのもすごい確率……。この2作はパチスロというテーマに対する切り込み方の違いも面白いですよ。
パチスロシミュレーター
(土-イ37 サイシュピール内 Megalomaniac Gameさん @Megalomaniac_G)
解脱RTAのサークルさんの作品。内容は…パチスロ台に見立てたデッキの「設定」を見抜くこと!「甘めの台探し」という行為をリアルタイムで統計的な推理という独特なゲームに。
Red Thunder スロットカードゲーム
(土-ア04 COLON ARCさん @colonarc)
こちらはパチスロ打つ行為のゲーム化。パチスロのリールに見立てたカードを引き切るまでに、できるだけ高得点を得よう!リールのズラしや引き直しといったチャンス時演出っぽいカード効果の使い時が肝?
3次元アブストラクト
お次は3次元アブストラクト。…いやこんな作るの大変なものが被るとは…。どちらも惑星っぽいフレーバーで球体っぽい多面体が舞台。作るの大変なだけにどちらも少数持ち込みです。
卓上惑星 トリコサヘドロン
(土-ト19 オペトロスノラボさん @ope_los)
サッカーボール状の32面体を舞台としたアブスト。アブストながら駒が王国風でテーマがありそうだったり、球と別にボードがあったり色々気になる。予約3個は既にハケて、当日持ち込みは2個とのこと。
チェスプラネット
(土-イ14 達磨ゲームズさん @DharmaLow)
60面体を舞台にチェスっぽいことをするゲーム。ビショップとかの長距離移動コマが惑星一周するっぽくてヤバい。某替玉ゲーがダメよされて某ビーズゲーを出したサークルさんの作品。~20個ぐらい持込み予定とのこと。
あみだくじ
最後にあみだくじテーマの2作を。伝統的なアナログゲーム(?)ですがこれをメカニクスにするのは珍しい。2作のあみだに対するアプローチがだいぶ違うのが見どころです。
ニゲルート!
(両-フ05 ケンチャンヌさん @PLEKEN2)
ランダムに構成されるあみだくじ状の経路を逃げる泥棒を追うゲーム。リアルタイムのスピードパズル……つまりよーいドンの早解きですね。わかりやすいルールでファミリーなどでガチ勝負できそうなのが魅力です。
クモのイト
(日-ヌ02 ごみ国際さん @intora2019)
2チームに分かれ、自分のチームが高得点のゴールにたどり着くようカード効果であみだくじを構築するゲーム。ニゲルートが早解きパズル、クモのイトが思考系チーム戦、と同じあみだくじでもゲーム性がだいぶ違うんですよね。
という訳で、カンブリア紀、パチスロ、3次元アブストラクト、あみだくじの4テーマのゲムマ新作2つづつの紹介でした。