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仕事の帰り、外に出たら金木犀の香りがした。 僕は19歳になるまで金木犀の香りを嗅いだことがなかった。19の秋、一人暮らしをしていた京都のアパートの周りで初めて金木犀の香りを嗅いだ。金木犀の香りなど知らない僕は、てっきりどこかの家でトイレの改装工事でもしているんだと思っていた。金木犀を知らない僕にとってあの香りはトイレの芳香剤のイメージしかない。 いつになってもトイレのリフォームが終わらないので、これはおかしいと思って友人に聞くと、「それは金木犀の香りだ」と教えてくれた
たまにミスチルを聴くんです。 先日、Mr.Childrenの「over」という曲を聴いていたのだけれど、その中に「顔のわりに小さな胸や少し鼻にかかるその声」という歌詞があって、僕はずっと、 「オマエ、顔デカイわりには胸ちいせぇな。」 ということだと思っていた。そんな嫌味な歌詞を桜井氏が書く筈もなく、よく考えてみると、 「顔とか、スタイルとか結構フェロモン系なわりには、胸は意外と小さいのね。」 ということなんだと理解した。 もしかしたら「顔は広いのに胸(心)は小