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LP制作で悩む日々から抜け出す!新米ディレクターが抑えておくと良いポイント!

こんにちは! B-SOKU広報チームです。
LP制作に励むディレクターさん、突然ですが、
制作に関して次のような思いをしたことはありませんか?

・「クライアント様や他のスタッフとの間に、認識の齟齬があった」
・「制作物などを確認するとき、良し悪しの判断に迷ってしまった」
・「社内のフィードバック&修正工数が多くなってしまった」
・「希望どおりのLPを制作できない」

我々も日々、LP制作を行っていて、
このような思いをすることはよくあります。
ディレクターだけでなく、ライターやデザイナー、コーダーなど、
みんなが同じような経験をしているはず。

そこで本記事では、よくある困りごとを回避するためのポイントを、
LP制作のフローごとにご紹介しましょう。
ぜひお役に立てください!


1-1.オリエンテーション

<主に抑えておきたいポイント>
・LPの目的
・ターゲット
・商材の訴求ポイント
・予算と希望納期
・制作ガイドラインの有無/希望するテイスト&トンマナなど
 
<特にココ!>
「どんなターゲットに対して、何のために作成するのか」は、いわば〝LPの軸〟です。目的とターゲットがきちんと確認・共有されていないと、クライアント様と制作側との間に認識の齟齬が発生し、無駄な作業を発生させる原因にもなります。正しいゴールをめざすために、まず確認したいのが〝LPの軸〟ですね。
 
また、予算と納期がわかれば、それにかなう企画の立案、工程の割り振り、人的リソースの確保が可能になります。
スムーズなスタートと無理のないスケジュール、最適なメンバー構成、要望どおりの制作物――それを実現するために、予算と納期の確認も忘れてはなりません。

LPごとの制作日数や料金の目安表
※B-SOKUでの制作料金と異なりイメージになります。

これら重要な事がらについては、オリエンテーションで確認漏れをしないように、事前にまとめ、用意しておきましょう。
予算や納期については、自社のスタンダードとされている金額、日数とあまりにも乖離していて対応が難しい場合は、オリエンテーションのときに調整する必要がありますね。

1-2.スケジュール作成

<主に抑えておきたいポイント>
・作業者のリソース
 →納期から逆算したスケジュールで社内作業者の対応が難しい場合は、
 外部発注も視野に入れて調整。
・クライアント様が確認に要する日数
 →納期が極めて短い場合は、確認日数を最短(1日など)にし、そのぶんを 
 作業時間にまわすことが可能かどうかを確認。
・GWやお盆、年末年始などの大型連休の確認
 
<特に忘れがち!>
十分な作業日数に思えても、他の案件と作業が重なっていて、作業者が対応できないケースもあります。社内リソースの状況をいつも把握しておくことが大切です。

1-3.構成ラフ案作成

<主に抑えておきたいポイント>
・LPの目的、ターゲットにマッチした情報が、
正しい順序で配置されているか
・どんな内容の文章、どんな画像が入るのかが理解できるか
・工夫した点やどんな仕組みがあるのかがわかるか
・本物のテキスト、デザインではないことが明記されているか
・イメージする完成LPのトンマナから大きく外れたあしらいになっていないか
 
<特にココ!>
構成ラフは、オリエンテーション後に初めて提出されるもの(例外もあります)。いわば、LPの骨格にあたる存在です。ここで前述の〝LPの軸〟を外すと、後々困ってしまいますね。構成ラフ作成に際しては、オリエンテーションでの決めごとを改めて認識・共有しましょう。
 
<確認時に気をつけるべきポイント>
構成ラフの作成時には、上記以外にも様々な事がらに留意しなければなりません
例えば、実際のデザインでどんな素材が使用できるかを再確認するのもこのタイミング。使えないビジュアル、掲載不可の情報で構成ラフを作成してしまうと、現実味のない構成ラフが出来上がってしまいます。

2-1. ライティング

<抑えておきたいポイント>
・構成どおりの内容となっているか
・原稿に誤字脱字などがないか、違和感がなくわかりやすい文章かどうか
・デバイス(PC/スマホ)で表示したときに、無理なく読める文字数かどうか
・目的やターゲットにマッチした内容、ワーディングになっているか
・ガイドラインがある場合は、それに従っているか
 
<特に忘れがち!>
ほとんどの工程で言えることとして、「表現の検討にあたって、クライアント様が困りそうなところや迷いそうなところがある場合は、補足のコメントを入れたり、申し送りをしたりする」ことも大切です。

2-2. デザイン

<抑えておきたいポイント>
・年代や性別など、ターゲットにマッチしたデザインになっているか
・事前に決めていたトンマナになっているか
・可読性や視認性、判読性の良いデザインになっているか
・テキスト情報の反映漏れはないか
・ガイドラインがある場合は、それに従っているか
 
<特にココ!>
デザインイメージ共有の言語化は簡単ではありません。
例えば、発注時に「かっこいいデザインで」と伝えても、イメージしたものがあがってくるとは限りません。それは、〝かっこいい〟の定義やイメージが、発注者とデザイナーとでは違うからです。
デザイン発注時には、イメージに近い参考サイトなどを共有しながら、色味やあしらい、フォントなどについて話し合い、完成イメージの擦り合わせをしましょう。

2-3. コーディング

 <抑えておきたいポイント>
・デザインデータや素材など、必要なものが揃っているか
・動きをつけたい個所があれば、具体的に共有、指示ができるか
・指定のタグや本番化URL、CVAやその他の個所からの遷移先URL、TDKな 
 ど、必要な情報が揃っているか
・ガイドラインがある場合は、それに従っているか
 
<特に忘れがち!>
レスポンシブLPの場合、基本的には、PCとスマホの2デバイス分のデザインデータを揃えます。
 
<特にココ!>
コーディングパターンを再利用する場合は、必要ないものが残っていないかに注意する必要があります。
これは、すべての工程で言えることで、例えば「テンプレートを流用した構成ラフに他社の名前、情報が残っていた」などは、クリエイティブ以前の、絶対に許されないミスですね。

いかがでしたか?
これまでお話しした<抑えておきたいポイント>などに留意すれば、
効果的なLPを効率的に作成できます。
ただ、どんなに気をつけていても、納期の繰上げや確認の遅れなどでイレギュラーな進行になるケースも少なくありません。
新米ディレクターにとっては、「困った……」状況ですが、そんな困難を自分なりに乗り越えていくことで成長できるのだと思います。

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 少し気をつけるだけで、効果的なLPを効率的に制作できる――今回の事例紹介を通して、抑えておくべきポイントがおわかりになったでしょうか。
 
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