ファイナルファンタジーⅢ(ピクセルリマスター、PS4版)
ピクセルリマスター版ファイナルファンタジーⅡに引き続き、ファイナルファンタジーⅢ(PS4版)が終わりました。
ファイナルファンタジーⅢは、Ⅰ、Ⅱに続き1990年4月に任天堂の初代ファミリーコンピュータのゲームとして発売されたようです。FF2の発売から1年半弱後のようです。
FF1、FF2に比較して、かなりRPGとして完成度が上がったように思いました。
ピクセルリマスター版がオリジナルに比べてどのくらい修正されているのか分かりませんが、初代ファミコンという同一のコンソール機なのに、FF1、FF2に比べて、フィールドも広くなり、シナリオのドラマ性も上がり、職業変え、召喚獣など、色々なことがずいぶん盛り込まれており、RPGとしての開発ノウハウが蓄積されたことが感じられました。
物語は、4人の幼なじみがクリスタルを求めて、世界を闇から救うというもので、これまでと大体同じです。
始めの方では、これまでにも登場しているシド(今回は年寄りで、奥さんも登場します)の飛空艇に助けられます。ストーリーが進むと、海に潜れる飛空艇、山を越えられる飛空艇なども手に入り、それまで行けなかった場所に行けるようになります。天空の世界、陸上、海の中をめぐる旅となります。
FF2で無くなってしまったキャラクターのレベルは、FF3では元に戻ります。また、FF3ではキャラクターの職業換えができ、ストーリーが進むたびに、これでもかというほどの種類の職業が選べるようになり、どの職業を選べば良いのか迷います。職業を換えると、それまでの得たレベルは変わりませんが、職業の熟練度はまた1からなので、安直に換えると、戦いが弱くなってしまいます。
私は下記のように職業変遷しました。
戦士→ナイト→竜騎士→魔剣士
モンク→シーフ→空手家→忍者
白魔道士→バイキング→白魔道士→吟遊詩人
黒魔道士→学者→風水師→魔界幻士→賢者
但し、シーフ、バイキング、学者は、戦いが厳しくなってしまい、熟練度がほとんど上がる前に、我慢できずに変えてしまいました。そういった職業を我慢して使って、成長させるというのもこのゲームの楽しみ方の一つなのかもしれません。
物語の後半では、白魔法、黒魔法に加え、召喚獣も使えるようになります。
召喚獣は買える物と、戦って取得するものとがあります。
バハムートは持っていると強いので、ぜひ見つけて取得しましょう。
ゲームの操作はFF1、FF2とほぼ同じなので、迷うところは特に無いかと思います。エンカウント(移動中に魔物に出くわす)もOFFにできるので、モンスターとあまり戦わずに物語を進めることができます。ただ、FF3では強くしないと最後まで行けないので、エンカウントOFFはFF1、FF2の時ほど使わずに、せっせと戦って、レベル上げを行いました。
最後の戦いは、5種のボスキャラと戦う必要があり、ぎりぎりでした。このゲームは私の奥様もやっていて先に終わらせていましたが、かなり苦労したようです。
全員のHPを2,000以上にする、忍者を使うなら手裏剣をケチらずにたくさん持って行く、ポーション、ハイポーションはマックス(99個)持って行く、召喚獣のバハムートを使うなどでしょうか。私はケチって手裏剣を10個しか買わずに行ったら、最後のボスキャラの時には、手裏剣がなくなってしまい、ひどく苦労しました。
FF3は最後の戦いの時に、これまでの旅に出てきた様々な人々の助けを借りるなどのストーリー性も加えられ、物語として厚みも少し加えられています。
この頃が、単にダンジョンに入って魔物と戦って、お姫様を助けるというだけではなく、ストーリーも重要になっていく時代へのターニングポイントなのかなと思いました。
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