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毒はお好きですか?

こんばんは、無類の爬虫類好きのベガです。

今回私が紹介するのは、もうまさに我々人類と切っても切れない関係にある『毒』についての本でございます。

何故、毒なのか。それは僕が最近ハマっているミステリ小説家兼臨床検査技師の北里紗月先生の影響によるものだと思われます。いやてか完全にそうですw

この方の小説にハマってから元々持っていた動物・昆虫に対する好奇心が再燃して、noteにも書評を書いた小説の影響で、寄生虫博物館とか言うまず一般の人なら名前すら聞く事はないであろう場所にまで足を運んでしまいました😭(とても楽しかった)

と、まあ北里先生超絶リスペクトの私なんですが、何と有り難いことにTwitterの相互フォローをして頂いてまして…(これは本当に嬉しすぎるし、今後もずっと自慢していきたい)

よくリプで絡んでいるのですがある時、北里先生が次の作品用に読んだ参考本達みたいな画像と、「次は"毒"がテーマです。」みたいな文章を呟いていて、それを見た僕の中の『リトルベガ 』が居ても立っても居られなくなり、気づいたらリプライを飛ばしてましたw

「次作も凄い楽しみです!!そして僕も毒は好きなので、オススメの毒本を教えて頂けませんか??」という感じの内容

そしたらまあ何とも本当に有り難いことに8冊くらいのオススメの【毒書】をわざわざ引RTで教えて下さり……(確か朝方に返事が来たんだけど、嬉しすぎて飛び起きたのを覚えている)

そのオススメしてくれた中の一つがこの本だったワケです!!!!


元々大の爬虫類好きでもあり、実際に蛇と一緒に暮らしてる僕にとってやはり毒蛇とか毒蜘蛛とかそういうワードは本当に刺さりまくるので、この本は大いに楽しめました!!!🤩

そこまでコアな内容というワケでもなく、あらゆる"毒"を持った生物のその毒の性質や特徴について著者のクリスティー・ウィルコックスさんが自身の知識及び研究データそして実際に話を聞きに行った研究者や学者の方達の意見を基に展開していく感じなんですけど、何より登場する学者達がしっかりイカれてて堪らないのです。

これはシンプルに偏見なのですが、やはり生物系の研究をしている方達は少しばかり変態というかいい意味で変わった方が多いのではないかと思いますw

ましてや海外の研究者なんてさらにcrazyなこと間違いなし!というこちらの単純な期待にしっかりと応えてくれますw

もう、各登場人物の紹介の仕方が面白すぎてwww「世界で一番毒蛇に噛まれた男〜」とか「危うく死にかけたのにそのクラゲの毒素について取り憑くような興味を抱いた生化学者」とかもう皆本当に最高にイかれてましたww

そして何とただ"毒"に全振りしてるのではなくその生物の毒を使ってどのような研究をしているのかとか、意外なところ(お薬など)で活躍している側面についても詳細に綴られているので、シンプルに教養としても良かったです!

エキゾチックアニマル、そして変わった生き物が好きな人にはぜひ読んでもらいたい本です。あ、あと多分医療従事者も割と勉強になるような内容なので、オススメですwwイオンチャネルとか筋肉の収縮様式についてや、神経シナプスとかニューロンについて割と細まく記載されてるので復習も兼ねて読んで見ると良いかも??😂

北里先生にオススメされた【毒書】はまだこの一冊しか読めてないので、今年中に他のも読んでまた感想を書こうと思います。(あ、もちろん北里先生の作品もね)

それではまた!あでゅー♪



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