国という枠を溶かす
やっぱり、日本という国を離れたら、
もう国という枠組みはいいんじゃないかと思うようになってきた。
パスポートとか、消せない過去とか、そういうものは、
しょうがなく、しばらく日本というものに依拠しているかもしれない。
でも、なんならパスポートは別のものにすることができる。
新しい思い出も増やせばいいじゃない。
だから、
今、この瞬間にも、自分は日本人ではないし、ベルギー人でもない、
国家という枠組みを、ぽいと捨ててしまうことは、
意識のうえでは、
可能だと思った。
私は人間であり、優しい人間の心をもっている。
それだけで、いいじゃない。
あなたも人間なら、私はあなたを守ってあげる。
でも、あなたの心を牢屋に入れたりしないよ。
あなたが私を裏切っても、
それはそれで、いいよ。
私たちは離れてしまうかもしれない。
でも、いつかまた巡り合って、
また私はあなたを守ってあげる。
私を守る人はいない。
私を守る国もない。
大丈夫。
私はそれだけ強い人間だってこと。
大丈夫。
あなたも、本当は強い人間だよ。
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