「無条件の愛」と「条件付きの愛」
たとえば、
親の言うことを聞く良い子でいる
テストで良い点をとる
友達が沢山いる
いい学校やいい会社に行く
仕事ができる
周りと比べて優れている
SNSのいいねの数が多くつく
収入が多い
結果出たときだけ認めてくれた
私達が頑張っている姿勢や結果が出たことに対して愛を注ぐこと、
認めることが条件付きの愛なんです。
あなたが結果を出したから認めてあげる。
あなたが良い子にしてたから愛してあげる。
あなたが頑張っているから優しくしてあげる。
こういう質感のものが条件付きの愛です。
また、私達を育ててくれた人たちも同じように条件付きの愛しか知らずに育ったので、条件付きの愛でしか関われないのは当然のことです。
無条件の愛は存在への愛
一方、無条件の愛とは
どのようなものでしょうか。
それは、外側の評価や周りの反応などとは
一切切り離した、
自分自身や他者の存在への愛、
ということです。
無条件の愛情とは、子どもが良いこと・悪いことをしようが、他の子どもたちと比較することなく、温かく見守るような態度のことです。
無条件の愛情を受けた子どもたちは、親に対して絶対的な信頼を持ち、安心・安全感のもとで成長していくことができます。親から無条件の愛情を受けることにより、子どもたちは、必要な条件がなくても生きていくことができます。このことから、子どもたちは自分自身の感情や意見を大事にし、力強く自由に生きることができるようになります。
条件付きの愛情しか与えない親は、自分が育った環境が大きく影響していることが多く、不安や心配事を抱えながら、子どもの気持ちに寄り添るよりも、自分が望む通りの子どもに育ってほしいと思っています。子どもが自分の意に反することをすれば、親は機嫌を損ねることがあり、子どもは親の顔色を伺いながら、親の正解を探す人生になります。
子育でも
ビジネスの上下関係でも
関わり方を確認してはいかがでしょうか?
良いときも、落ち込んでいるときも、
失敗したときも、一人ぼっちのときも、
ネガティブな自分に対しても
仕事をしていても
仕事をしていなくても
変わらず注ぎ続ける愛。
これが無条件の愛です。
そして
これはまず私達が
私達自身に注ぐことがスタートになります。
なぜなら、ほとんどの人が条件付きの愛で育ってきたために無条件の愛というものを知らないからです。
残念ながら周りに求めてもまず
得られないものと心得ましょう。
自分を無条件に愛するたった1つの方法
それは自分という存在そのものに価値がある、愛に値するということを自分に伝え続ける
結果が出ようが、出まいが、周りから嫌われようが、失敗しようが、
自分は愛に値する、価値がある、ということ。
ただ、人に押し付けず
ただ自分で自分をケアしていきましょう♪