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Delter Coffee Pressに続いて、お店で使いたい新しい抽出器具その2。
Able Kone Filterです!

Able Kone Filter

このフィルター、あまり店舗で使っているところは多くないのではないかと思いますが、どうでしょう?
このフィルターを単体で見てもあまりピンとこない方もいるかと思いますが、形からも察せられるようにあのChemexに使うコーヒーフィルターになります。

デルタープレスに引き続き、コーヒーウェアってシルエットやデザインからもう素敵ですよね。
透明のガラスでできたChemexにこの金属フィルター合わせる素気ない感じがまたかっこいいです。

さて、このコーンフィルターですがどこで生まれたどんな特徴のフィルターなのでしょうか。

Coava coffee roastersが生んだKone Filter

このコーンフィルターは、もともとアメリカ ポートランドにあるCoava coffee roastersというコーヒーショップがChemex用にサステイナブルなフィルターを、と作ったものだそうです。
このCoava coffee roastersはポートランドのとても有名なコーヒー屋さんですが、ロースターで作られたひとつの抽出器具が世界へと知れ渡って今自分の手元にあると思うと感慨深いです。

そしてこのコーヒー屋さん、生い立ちもすごく興味深い。
Coavaを立ち上げたのはMatt Higginsさんという方で、ノースポートランドの車庫でお店をオープンしたそう。当初は、バイクなどの修理でお金を貯めながらの運営でした。
彼は「毎日来てくれるお客さんたちと、活気づいたバリスタのいる」カフェを夢見て、農業の勉強をし、コーヒーの農園に足繁く通ったそうです。その地道な努力の末に、今では、各国にあるたくさんの農園とつながりを持ったユニークなコーヒー屋さんになりました。

引用: https://hash-casa.com/2017/11/19/coavacoffeeroasters/

どうでしょう?ストーリーだけでも素敵なところなのではないかと想像できますが、やっぱり店内もこんなに素敵なところです。そんなロースターが作ったコーンフィルターってじゃあどんなのなのでしょうか。

Kone Filterの特徴

このコーンフィルターはは、Chemexに合わせて再利用可能なコーヒーフィルターを、とCoavaが開発したものだそうです。

特徴はこんな感じです。

  1. フレンチプレスより甘みを出すことができ、より複雑な味を味わえる

  2. 金属のフィルターなのでオイルが出て、シルキーな口当たりのコーヒーを淹れることができる

  3. オイルの出たコーヒーだが、素早く抽出することが可能なため濃すぎずさっぱりとしている

このように、フレンチプレスとペーパーフィルターのいいとこ取りができちゃう抽出器具なのです。

また、現在売られているKone Filterは3代目になります。初代から現在の形になるまでに、たくさんの改良が加えられています。

シテンではこのKone Filterを採用することにしました!ぜひ店頭でお試しください。ペーパーフィルターとは違った味が楽しめます。

相場千咲


引用


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