【MD'#3】 JORGE SANTANA / Love The Way
MIDWEEK DIGGIN' #02
JORGE SANTANA / Love The Way (JORGE SANTANA / 1978)
- ABOUT -
メキシコのハリスコ州で、カルロスサンタナを兄に持つ3人兄弟の末っ子として生まれた。70年代初期にサンフランシスコで活動した伝説的ラテン・ロック・バンド、MALOで所属しその後ソロへ転向した。そのソロデビュー後初のアルバムがこちらになる。
当時自粛明け後の久々レコ屋DIGにてジャケに惹かれ購入した一枚。予想通り最高にピーチいな甘いメロウアルバム。
- MUSIC -
跳ねるパーカッションとモタるギロやベースが印象的な始まりのこちら。どの季節に聴いても目の前に夏の景色が広がる今にぴったり曲。ベタにカンカンに晴れキラキラと輝くプールの水面に、高く伸びる椰子の木が見えてくるような。
隙間の多い甘いギターとホルヘのコーラスが、最高にメロウなムードのAORに仕上げている。ループする流れが7分半続くが、長いと感じさせるどころかもっと続けてくれと思わせる心地よさ。
それまでのラテンロックのハッピーな軽やかさが合わさり、夏の昼間に冷房の効いた部屋でアイス片手にステップ踏みながら聴きまくりたい内容となっている。
今回ここに載せるにあたり少し調べたところ、コロナではなく心臓麻痺とのことだが、2020年の5月に亡くなってしまったよう。冥福を祈りつつ、相変わらずトロピカルな今夏はこれで乗り切ろう。
※2020/7/22に投稿した内容に加筆しています。