ドイツの慣らし保育は何ヶ月?

わが家には小学生、幼稚園児、保育園児と3人の子どもがいます。昨年、大都市郊外から今住んでいる田舎の村に引っ越してきました。大都市郊外の時は、幸いにも幼稚園に通えていて、さらに兄弟枠で末っ子も安泰といった流れでしたが、急遽決まった引っ越し。

田舎だから待機児童がいないだろうと思っていたのが大間違いで、なんと田舎のほうが祖父母が近いということもたり、一家族3人はゴロゴロいたという大誤算。
そんなわけで、我が家の幼稚園児、保育園児は見事に待機児童となったのです。

幼稚園児は無事半年ちょっとの待機を終えて入園。そしてこの秋、約1年後から保育園児も入園出来ました。

ドイツの待機児童問題と教師不足はよくニュースでも取り上げられています。出生届を出すと同時に保育園申込みをするのがスタンダードで、満1歳から保育園に預けます。そして、すぐに働きに戻る。待機児童になると、本当にいつ入れるのか分からないのです。

ともあれ、無事に入園。
しかし、ここからが長いのがドイツ流。慣らし保育がとにかく長い。泣いてもわめいても預かる日本式と違い、泣いたらお母さんのもとへ戻り、慣らし保育はその日はおしまい。五分、十分、そのくらいのペースで徐々に慣らしていきます。そして最低1ヶ月〜2ヶ月くらいはかかります。そして慣らし保育にお父さんもいるということ。
お母さん働き、お父さん慣らし保育という家庭も稀にあります。

泣かなくなった頃にやっと慣らし保育終了です。ちなみに、慣らし保育中初期は園内待機なので、親子共々長期戦です。

慣らし保育が終わった頃には終わったーと達成感があるのはきっと、私だけでないはず。
でも、メリットもありその期間に子どもの名前と顔がある程度一致したり、遊び方が見えるので、大変な事だけではないのも事実。

ただ、上の子の時はコロナ禍で真冬に室内に入れず、野外待機でした。森の幼稚園の子どもの親ももちろん野外です。

ドイツの慣らし保育はとにかく長い!

末っ子の慣らし保育もまだまだ続きます。


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