🎃#54 - Power (パワー) - 【 Dan Vasc を聴こう】
今回は、#53 で紹介した、ドイツのメタルバンドHelloween (ハロウィン) の現ボーカル Andi Deris (アンディ・デリス) が歌う曲をご紹介したい。
1996 年のアルバム The Time of the Oath (ザ・タイム・オブ・ジ・オウス) 収録のこの曲を、Dan Vasc (ダン・ヴァスク) は 2018 年8月に、VictorTheGuitarNerd (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) とのコラボでカバーした。
Can you imagine someone being true?
(いつでも誠実なやつなんて、想像できるか?)
Turn 'round and put himself in front of you
(ふり返って、そいつをあんたの前に座らせてみろよ)
"turn 'round" のところで、ヴィクターがギターを演奏しながらくるりとターンしている。
回りながらニヤッと笑っていたのか、すました顔をしていたのか。
顔を見せない彼のお茶目な一面を見た気がする。
一方のダンは毎度のことながら、目にも声にも曲名通り "パワー" が溢れている。
ところで、今回も歌の後におもしろいトークがある。
やりたいことがあるのに尻込みしている人にうってつけのメッセージである。
「最近の動画の質が少し向上したことにお気付きかもしれないが、これは、初めてプロ用のライトを導入したからだ。
こういう投資ができるほど、ビジネスはうまく行っている」
「これは全部、YouTube 動画を見てチャンネル登録・スキ・コメント・シェアをしてくださる皆さん、とりわけパトロンや、ネットでアルバムを買ってくださった皆さんのお陰なので、感謝を伝えたい」
「以前使っていたのは、この紙を被せたクリップライト。
これで登録者数を7万人にまで広げた。
クリップライトさえなかった頃は、太陽光を利用していた。
カメラを持っていなかったときは携帯電話を使い、携帯電話もなかった頃はノートパソコンのウェブカメラだった」
「ここで皆さんに一言言わせてほしい。
目標達成のために始めたい計画がありながらも待ちの姿勢でいるなら、それが何であれ、"まだ準備が…" とか "ちゃんとした設備が…" とか、くだらないことは言うんじゃない。
"Just start!" (いいから、始めろ!)
誰も設備のことなんて気にしないし、そういうことは続けている内に何とかなるもんだ」
「とにかく、その計画に足を踏み入れろ!
そのビジネスを興せ!
あの娘をデートに誘え!
その楽器を練習しに行け!
ダン・ヴァスクのアルバムを買え!」
「… まじめな話、
"resource" (リソース : 資源・持っているもの)
のことは忘れて、自分が
"resourceful" (リソースフル : 独創性に富んだ)
人間になることに集中するんだ」
「俺もまだまだこれから。
皆さんが一緒に歩んでくださり、感謝している」
※ 1つのエピソードを時系列で連載する場合があるので、#0→1 … と順番に是非!
(私 Brother K の青いアイコンをタップ → 固定の #0 の下に、新→古 の順で全記事)
※ 既存の記事にも新情報を加えるので、時折再訪を!
※ ダン・ヴァスクの音楽が気に入った方は、是非とも彼の YouTube チャンネルに登録を!