眼鏡をつくる ~最終回 刻印~
眼鏡をつくる工程の一番最後に、「打刻」の工程があります。
削りや磨きに比べると、作業時間は比較的短時間の工程です。
完成した眼鏡のテンプルに、金色のテープをかました高温の金型を打ち付けてロゴや品番を刻みこませるという、作業自体は単純なものですが、ブランドにとっては大事な工程であり、重みのある作業です。
重厚で年季の入った専用の打刻機を使い、一本ずつ刻印を施します。
全て手作業で行うため、力加減や温度調節がとても重要になってきます。
それまでは無地だった眼鏡に、金色の刻印が